感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
齊藤 尚哉
3
ガロっぽく、昭和を感じる良い作風。 近世と中世を行き来するような作品群は良いね。2024/02/12
えふのらん
2
「たち」というのがポイントで記号化以前の生ものとして妖怪が描かれている。やまたのおろちの山びこ、死後も海に生きるやっそう、死肉を求め寺を囲む妖怪たち、彼らは文明に恨みを抱くことなく淡々と生活し、人間に恐れられつつも生活の一環として受け入れられている。柳田民俗学に通じるものもあるから水木しげるが書いた遠野物語ともいえるんではないか。2024/01/23
ほわ
1
妖怪がたくさん出てくるのでとても読み応えがあったが、それ以上に水木先生の画力の凄さに圧倒されました。点々タッチの緻密さに惚れ惚れしてしまう。妖怪水車の“もーれいやっさん”って言葉が頭から離れなくなった(汗)やまたのおろちと不死の酒も良かったなぁ〜。面白かったです。2022/05/15
brink
1
短編集。「怪奇死人帳」目当てに読んだのですが、他の話も楽しめました。「群衆のなかで」と「怪奇死人帳」が気に入り。「怪奇~」の主人公、いい性格してます。「死は恐れることじゃない」というテーマの作品が多かったかな。法事後に読んで、なんとなくホッとさせられました。死体の番をする「死人つき」は何かで読んだロシアの話を彷彿としましたが、誰が書いたんだったろう?2010/08/25
ipusiron
0
1999/6/25読了
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