ちくま文庫<br> 梁塵秘抄

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ちくま文庫
梁塵秘抄

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  • サイズ 文庫判/ページ数 236p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784480024893
  • NDC分類 911.63
  • Cコード C0195

内容説明

歌と舞いを生業として諸国をめぐる女たち。彼女たちが歌い伝えた「はやり歌」―今様。これを後白河院が編んだものが「梁塵秘抄」だ。遊びの歌、男女の歌、日常の喜びや悲しみの歌…。思いをいかにも生き生きと、リズミカルに表現する歌の数々は、平安の人の心を、今の世にまっすぐに伝えている。

目次

第1部 梁塵秘抄の歌(我を頼めて来ぬ男;遊びをせんとや生れけむ;遊女の好むもの;楠葉の御牧の土器作り;我が子は十余に成りぬらん;我が子は二十に成りぬらん;舞へ舞へ蝸牛;いざれ独楽;茨小木の下にこそ;頭に遊ぶは頭虱;鵜飼はいとをしや;択食魚に牡蠣もがな;吹く風に消息をだに;熊野へ参らむと思へども;仏は常にいませども;拾遺梁塵秘抄歌)
第2部 梁塵秘抄覚え書(梁塵秘抄における言葉と音楽;遊女、傀儡子、後白河院)
付 和泉式部と敬愛の祭
神楽の夜―「早歌」について

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みっくん

0
遊びをせんとて~、から興味を持って一度読んでみました。 マンガや小説に使われていたフレーズの元が梁塵秘抄なんだと知ったりして、ちょっとビックリ。でも印象に残ったのは和泉式部の和歌かも。2013/07/26

はるち

0
梁塵秘抄の今様を幅広い面から考証している。定説を甘んじて受け入れることなく、資料や他の事例を取り上げて新たな考えを述べているものもある。大変興味深い一冊であった。2013/07/10

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