ちくま文庫<br> ことばが劈(ひら)かれるとき

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ちくま文庫
ことばが劈(ひら)かれるとき

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  • サイズ 文庫判/ページ数 309p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784480021786
  • NDC分類 378.2
  • Cコード C0137

内容説明

からだは、自分と世界とがふれる境界線だ。そこに必死になって生きようとしながら、閉ざされ、病み、ゆがむ“からだ”…。幼時に耳を病んだ著者が、どのようにして“こえ”と“ことば”を回復し、自分と世界とのふれ合いを、また、人間関係のダイナミズムをとり戻していったか―。長く苦しい努力の過程を語りつつ、人間の生き方の根底を照らし出すユニークな一冊。

目次

凍っていたノド
からだとことば
ことばとの出会い(失われたことば;発語への身悶え;物語と音への目覚め;師・岡倉士朗との出会い)
からだとの出会い(解体することば;演技=行動するからだ;弓の修行から;こえとの出会い;話しかけのレッスン)
治癒としてのレッスン(竹内演劇教室のはじまり;「ふれる」ということ―Sの場合;引き裂かれたからだ―Nの場合;対人恐怖について―WとMの場合;自閉症児とのふれあい―ひろし君の場合;現代社会とこえの歪み;明示性と含意性の統一)
からだそだて(「からだ」を吟味する;「体育」を「からだそだて」と読む;姿勢について;「からだ」としてのことば;「からだそだて」の観点から見た全教科のパースペクティブ〔ほか〕)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

ネムル

18
ここ数ヵ月難聴に悩まされているもので、そこから脱するヒントでもなかろうかとあさはかな考えから読み始めたが、それはそれとて非常に面白い。メルロ・ポンティの思想と自身の障害経験を基に、野口体操から平田オリザや、はたまた諏訪哲史などに至るような身体論・コミュニケーション論・教育論・話し言葉としての日本語論など射程の広い本である。特に心身二元論を越えたところで、身の歪みが如何にことばに影響を与えるかなど、具体性に富んでいる。耳を不自由にした代わりに、目や身のあり方が劈かれるような経験をしたのだろうか。2018/04/15

なおみ703♪

12
難聴を経験したからこそ、聴くということ、言葉にするということ、語るということ、相手に伝わるということを研ぎ澄ませて考え抜いたのだろうし、そういう意味で非常に貴重な書であると思った。それらは身体と切り離すものではなくてむしろ体からみなぎるエネルギーから言葉が発語されるということに私も共感した。またコミュニケーションがうまくいかない時、体に歪みがある、というのも分かる気がする。相手に対して体が緊張して閉ざしているからなのだろう。新年スタート。私は勇気をもって行動して他者に心をひらいていく1年にしたいと思った。2017/01/02

riviere(りびえーる)

11
幼少時より聴覚障害を持つ著者の自叙伝でもあり、「ことばとからだ」について新たな視点を与えてくれる本でもありました。2009年に亡くなった著者は失われていた自分の言葉を獲得していく過程で演劇教室を主宰し、そこで出会った生徒とのかかわりから、やがて障害者や心に傷を持つ人たちの教育に携わっていきます。読みながら、さて、私はことばと体についてこれほど考えてきただろうか?私の声と体も緊張しているのではないだろうか?と自分の体について改めて考えさせられました。タイトルが内容そのものです。2012/08/20

ATS

9
★☆☆文章がきめ細やかな感じがして、自叙伝+哲学書を読んでいるよう。たしかになんとなく面白いのだけど、意味がよく理解できなかった。

すみけん

9
「からだそだて」のために必要なことは何か、70年代に書かれた教育界への提言だが、2020年の教育改革が目指す中身に通じている。知識はもちろん大切だが、自分を解放して、互いを認め合える関係づくりのためには、このような教育がこれから求められていくと思うなぁ。2015/05/16

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