内容説明
鑑真の渡日も、最澄の入唐も、聖徳太子は中国の高僧慧思の生まれ変わりであるという「慧思後身説」が最大の動機であった。日本と中国の文化交流史の第一人者が、中国の文献をも発掘・駆使し、生き生きとした森のごとき虚像の驚くべき影響力を解明する。
目次
序章 文化交流史の視点
第1章 隠された使命
第2章 鑑真渡日の動機
第3章 聖徳太子の慧思後身説
第4章 上宮疏の中国への流布
第5章 伝教大師と慧思後身信仰
鑑真の渡日も、最澄の入唐も、聖徳太子は中国の高僧慧思の生まれ変わりであるという「慧思後身説」が最大の動機であった。日本と中国の文化交流史の第一人者が、中国の文献をも発掘・駆使し、生き生きとした森のごとき虚像の驚くべき影響力を解明する。
序章 文化交流史の視点
第1章 隠された使命
第2章 鑑真渡日の動機
第3章 聖徳太子の慧思後身説
第4章 上宮疏の中国への流布
第5章 伝教大師と慧思後身信仰
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