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幕末の蒸気船物語

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  • サイズ A5判/ページ数 210p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784425302512
  • NDC分類 552.75
  • Cコード C0056

内容説明

幕末期の人々は、大海原を渡ってきた異国の船を見て何を感じたのだろうか。ペリー来航、薩英戦争、下関戦争、兵庫開港、箱館海戦など歴史上に登場する蒸気船の真の姿に迫る。

目次

第1章 蒸気船の概要
第2章 ペリー艦隊
第3章 薩英戦争と英国艦隊
第4章 下関戦争と四カ国連合艦隊
第5章 兵庫開港と英米仏連合艦隊
第6章 幕府海軍創設
第7章 箱館海戦
第8章 日本への定期航路
第9章 幕府使節団、留学生が乗った船
第10章 幕末の洋式船

著者等紹介

元綱数道[モトズナカズミチ]
昭和7年3月6日生。昭和29年3月東京大学船舶工学科卒。同年4月石川島重工業(株)(現、石川島播磨重工業(株))入社。昭和54年10月同社船舶事業本部基本設計室長。昭和62年7月同社理事船舶事業本部副本部長。平成4年6月同社常務取締役技術本部長。平成8年6月同社専務取締役。平成9年6月同社常任顧問。平成14年6月退職。現在、日本海事史学会々員
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感想・レビュー

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toriarii

3
黒船来航から維新直後の西欧型の蒸気船、帆船の初歩知識と概要を扱った本。 現在との性能諸元の測定方法の違いから、主要な事件で使用された船と旅程の概要、外輪からスクリュー船への移り変わりがよくわかる。 理工系の記述はほぼ読み飛ばしてしまったが、重工業無しで実用に耐える蒸気機関を作り出すのはまず不可能で、小型船でも期待通りの出力が出ないため、 幕府以外の諸藩は設備投資が不要な中古船の購入に切り替えるしかなかったということは理解できた。初期蒸気船の概要や、列強との船舶を通した工業力の差も理解できるのでおすすめ。 2014/02/10

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