感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェルナーの日記
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本書はM・ウェーバーの「経済と社会」における第1部第3章~第4章に当たる「支配の類型型」及び「身分と階層」を邦訳したものである。どの諸団体(国家、政治団体、企業体、宗教団体など等)の支配形態を大別すると、規模の大きさ(一国家か~一家族等において)に関わらず、凡そ3つに分類できる(合理的・伝統的・カリスマ的)。そこから各支配形態別に詳しく論述する形で執筆された作品である。「経済と社会」からの抜粋という作品なので、部分的に欠落している箇所もあるが、本書だけでも十分に論文として成り立っているといえるだろう。2013/10/18
プレイメーカー
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ウェーバーの論文の中で度々出てくる「支配の三類型」について述べられています。「合法的支配」「伝統的支配」「カリスマ的支配」などは個人的にとても参考になりました。また人間関係は利害関係であるというのも学べる。2016/02/20
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