内容説明
9人の書体デザイナーに聞く文字への思い、書体のつくりかた、組み見本。身のまわりにある書体誕生の背景がわかる一冊。
目次
鳥海修
杉本幸治
鈴木功
西塚涼子
大平善道
片岡朗
小林章
小宮山博史
小塚昌彦
著者等紹介
雪朱里[ユキアカリ]
1971年生まれ。電算写植からDTPへの移行期に印刷会社の企画編集部門に在籍。その後、月刊『販促会議』(宣伝会議)編集長を経て、2000年よりフリーランスライター・編集者。デザイン、文字の分野をはじめ、ものづくりに関わる人々への取材執筆活動を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コットン
68
書体のデザイナーって面白そうだけど、かなり大変!例えば新人研修での鳥海修さんの場合は「自分の名前を書く」:下書きだけで一週間、溝引き(溝のついた定規にガラス棒などを沿わせ、平行して持った筆で線を引く技法)でも一週間かかるという。2017/06/04
なお
18
図書館本。当たり前に見ている文字が、こんな風に作られていた事に感動。デザイナーさんの取り組みやそこに至るまでの経歴、どれも興味深くて面白い。2016/06/27
ぼんくら
7
文字には、毎日お世話になっています。本も新聞も交通標識も、そしてパソコン画面も、皆文字でなり立っている。それが誰かが作った文字だなんて、まったく認識していませんでした。9人の人はそれぞれ違う思いで違う文字を作り出す。平野甲賀に「ヒラギノで藤沢周平は組めるか?」の言葉に游明朝体を作った字游工房。文字に対するこだわりがすごい。日本語の新しい書体を作るってすごい根気仕事なんですね。何千字、何万字の文字を作るなんて、すごい。2011/10/11
あやめ
2
これは良書!文字デザイナーの世界を垣間見れた。フォントは重要と常々思っていたけど、敬意を払いたくなる。関連本探してみよう。2013/08/25
hobby no book
1
各デザイナーの経歴と簡単な作業工程、作品例という並びで、この分野に興味を持つための入門としてはなかなか。もっといろいろと知りたくなってくる。2016/01/11
-
- 電子書籍
- 音羽屋三代 ~八代目尾上菊五郎 六代目…
-
- 電子書籍
- 嫌パン -40原 ART WORKS-…
-
- 電子書籍
- 異世界でチート能力を手にした俺は、現実…
-
- 電子書籍
- 合本 ケッヘル 文春e-Books