ポスト満洲 映画論―日中映画往還

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ポスト満洲 映画論―日中映画往還

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  • サイズ B6判/ページ数 175p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784409100271
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C3074

内容説明

日本の中国侵略、満洲国成立という不幸な時期をはさみながらも、戦後の新中国成立まで、日中の映画人たちは相互に影響を与えあってきた。両国間の映画往来はどのようになされ、どのように表象されてきたのか?満映で映画の編集に携わり、その後も新中国にとどまり『白毛女』の編集を手がけた岸富美子氏への貴重なインタヴューも収録する。

目次

第1章 岩崎昶の神話―『私の鴬』への道(プロキノと岩崎昶;中国映画との邂逅;満映入社;『私の鴬』;戦後の岩崎)
第2章 満映・新中国・『白毛女』―岸富美子インタヴュー(前説;岸富美子インタヴュー)
第3章 満洲をめぐるメロドラマ(満洲という問題;国策プロパガンダ『新しき土』と『大日向村』;引揚げのメロドラマ『流れる星は生きている』;メロドラマ論理的廃棄としての大島渚『儀式』;結びに)
第4章 冷戦の狭間で―一九五〇年代の日中映画交流・人民連帯と涙(はじめに;「竹のカーテン」を突き破って;新中国映画の需要―『白毛女』を中心に;日本映画は新中国へ;『白毛女』、『二十四の瞳』そして『黄色い大地』;結びに)
第5章 日本映画のなかで中国はどのように描かれてきたか(敵の不在―戦中から戦後へ 一九五〇年代;敵か味方か―軍隊喜劇から戦争アクションへ 一九六〇年代;大島渚の『アジアの曙』と竹内好の明治維新百年祭;ドキュメンタリー映画『夜明けの国』)

著者等紹介

四方田犬彦[ヨモタイヌヒコ]
1953年大阪府生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程中退。韓国の建国大学校、中央大学校、テルアヴィヴ大学にて客員教授を務める。現在、明治学院大学文学部芸術学科教授。著書に『翻訳と雑神』(人文書院、桑原武夫学芸賞)、『ソウルの風景―記憶と変貌』(岩波新書、日本エッセイスト・クラブ賞)など多数

晏〓[アンニ]
中国生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。現在、明治学院大学言語文化研究科研究員兼非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kozawa

0
本書自体を高く評価出来るかと言われると微妙な点もあるが、東アジアの映画の20世紀半ばへの流れを見るには20世紀前半のこういった分野の研究はまだまだ重要2010/10/18

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