目次
第1講 戦前の党史について(日本共産党の創立;党創立の初期(一九二二~二四年) ほか)
第2講 戦後四〇年代(戦後の党の発展;二つの政治問題への対応 ほか)
第3講 「五〇年問題」(国際的な背景―スターリンの覇権主義;「五〇年問題」の実体験的な経過 ほか)
第4講 第七回・第八回党大会と六〇年代(第八回党大会まで;六〇年代―綱領路線にもとづく開拓的な努力)
著者等紹介
不破哲三[フワテツゾウ]
1930年生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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いすくら
1
面白かった。ただ一読した感想として、不破哲三個人の思い入れが強いのはあるだろうけど、他の面々が呼び捨ての中宮本顕治だけ「さん」付けなのはフェアじゃないよな。2022/06/17
honyomitai46
1
今回の選挙でも、日本共産党の存在が大きかった。 SNSでは、「共産党は名前を変えた方がいい」などの声が出回っている。しかし、これを読めばわかる。この95年間党が名前を変えずにきた歴史がある。そこから導かれた理論や確信。もちろん、干渉攻撃が内部に持ち込まれ、失敗することもあった。それらを反省して次に生かしてきたから、今、野党の中で、国民の中で、少しずつ信頼を勝ち取ってきているのだと思った。 共産党アレルギーの前に、党のこと、ちゃんと知る。 戦前もおもしろいけど、50〜60年代がおもしろかった。 2017/11/10
kadoyan
1
あらためてじっくり読むと、50年問題での教訓でうきぼりになったことは、その後の党活動にとって生命線となっているんだなと改めて感じました。2011/06/23
Sym
0
知らないこといっぱい。特に50年問題が熱い!2016/12/19
yo yoshimata
0
久しぶりの再読です。先人が時代時代を一生懸命に切り開いてきた開拓の歴史として日本共産党の歴史が振り返られています。上巻は、戦前、40年代、50年問題、60年代の四章。とても学びなおさせられました。2016/02/27