肥前 有馬一族

外山 幹夫【著】

新人物往来社（1997/08発売）

• サイズ B6判／ページ数 311p／高さ 20cm
• 商品コード 9784404025029
• NDC分類 288.3
• Cコード C0021

内容説明

天正少年使節を派遣した有馬晴信。有馬一族の栄光と悲劇を新史料によって描く。

目次

１　有馬氏の出自
２　鎌倉・室町時代の有間（有馬）氏
３　戦国大名有馬氏の発展と没落
４　領国支配の特質
５　領国支配体制
６　城と軍事体制
７　家臣の実態
８　有馬文化の開花
９　キリスト教と南蛮貿易
１０　波乱の有馬晴信（鎮純）
１１　悲劇的な最後

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[うしうし]

島原半島を拠点とし、キリシタン大名として有名な有馬晴信を生んだ「肥前有馬一族」の関する初めての体系的研究の著作。フロイスの『日本史』大村純忠・有馬晴信篇を読み始めたが、『日本史』は余りにも登場人物が多く、人物関係を整理する必要を感じたので、本書を先に通読した。本書にもキリシタン宣教師の記録が多く引用されており、日本側の史料の少なさを補うものとなっている。再読・メモが必要。

2017/08/15