内容説明
いったいどこで歯車がくるったものか気楽な十代を送ろうとしてたのに名門女子校に進学してしまい小説家になっちゃった「天才」シノハラ・ハジメ。彼女が1995年から1997年にかけて発表した幻のエッセイ、女子高生から女子大生へとつづく華麗なるホップステップ→そして書き下ろしでの極めつけのジャンプ。
目次
「天才」が転落した時
正月の野望
病院でバレた
シワワセの行方
弥生三月ブリザード
トホホその(1)
泣いちゃおうかな
アリス・イン・ハイテクランド(パソコンがやってくるまで篇;突然最終回篇)
偏食家万歳
女友達といっしょ〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
torap
1
中二時代をささげましたが、今読むとなぜこの人の書くものに夢中になっていたのか…不思議でなりません。コレが大人になったということなのでしょうか。少し寂しい。2011/02/21
真竹
0
手放すことを決めて、最後に再読。彼女が高校生から大学生のころにかけて書かれたエッセイで、わたしにもこんな時があったわーと思いながら読む。むしろ『ゴージャス』が読みたくなった。2015/08/11
hiratax
0
篠原一は頭が良くてヒネたセンスもあって、中性的なところに惹かていた。2008/03/04
美和
0
この方のエッセイの緩いテンポが好きだわー。旅行したり、ご実家に帰ったり、原稿に苦労したり。特にお気に入りは環様。なんて素敵なお友達。最後の10日でご結婚は誰でも魂消るわ。今も続いているのかなあ?2019/05/19