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耳を啓く

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  • サイズ B6判/ページ数 267p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393935071
  • NDC分類 760.4
  • Cコード C0073

内容説明

独自の音楽語法により世界の聴衆を魅了してやまない作曲家の創造論。日本人の心性をめぐり、芸術と宗教の地平を究める。

目次

耳を啓く
わたりくるもの
ときをきく
作曲家という日本人
出会いの風景
風土と音楽
言葉と歌
坐るということ
魂の器
シュメール
沈黙の彼岸より
ローザと武満
夢の鏡
死の音楽
神を呼ぶ声
光を聴く―対話・杉浦康平+佐藤聰明

著者等紹介

佐藤聰明[サトウソウメイ]
作曲家。1947年生まれ。作曲を独学。1983年、エイジアン・カルチュラル・カウンシルの招きでニューヨークに一年間滞在。作品はアメリカ、ヨーロッパ、環太平洋諸国で幅広く演奏されており、ことにアメリカでは個展(作品演奏会)が音楽祭等で十数回にわたって催されている。多くの作品が内外でレコード/CD化されており、1988年、CD作品集「リタニア」がニューヨーク・タイムズの年間ベスト・レコードに選ばれ、全米公共放送の第二位にランキングされた。1980年芸術祭賞、1997年ニューヨーク・ダンス・アンド・パフォーマンス賞を受賞。1999年、クルト・マズアとニューヨーク・フィルは「メッセージス・フォー・ミレニアム」特別演奏会を企画し、オーケストラ曲「季節」を委嘱した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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のんたんの

4
『西洋音楽を特色づける空間的な把握の卓抜さ、明快な形式、合理性、論理的な堅牢さに比べれば、邦楽のそれは、まるで児戯に等しいほど無作為であって、論理性や構築性に欠け、むしろ半論理的ですらある、という印象が深い。何故にこのような反論理的な、あるいは反知性的な美学が永い年月に亘って貫かれたのであろうか。また、これを可能にしたのは、何であったのか。』    私達の先祖、この世界、自然、宇宙。2009/07/26

深都

0
沈黙とは無形無方無窮にして真澄に澄む豊穣の大海(おおわた) 音とはその胎内であえかに受肉した沈黙の化身2012/10/05

滝風鈴

0
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