新・人と歴史拡大版<br> 六朝貴族の世界 王羲之 (新訂版)

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新・人と歴史拡大版
六朝貴族の世界 王羲之 (新訂版)

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  • サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784389441050
  • NDC分類 728.220
  • Cコード C1222

出版社内容情報



吉川 忠夫[ヨシカワ タダオ]
著・文・その他

内容説明

すぐれた造形性をそなえた漢字の美を発見し、芸術としての「書」を確立したのは六朝人であった。漢帝国の崩壊は儒教的規範から人間を自由にし、六朝人は、人間のあらゆるいとなみに価値をみいだしたからである。王羲之は「書聖」とよばれている。しかし、書聖王羲之、それは彼の全体像の一部分にしかすぎない。彼の書は、貴族にふさわしい教養のひとつとしてあったのである。本書は王羲之の人となり、生活、思想および生きた時代を語り、彼を通じて四世紀の中国を生きた一知識人の全体像を生き生きと描いた。

目次

序 六朝という時代(政治・社会の混迷と多彩な文化)
1 王羲之の書の探索(賺蘭亭)
2 けわしき世相―王羲之とその時代(蘭亭序;喪乱帖;誓墓文;王略帖)
3 いかに生きるべきか―王羲之の生活・信仰・思想・芸術(逸民帖;黄庭経)

著者等紹介

吉川忠夫[ヨシカワタダオ]
1937(昭和12)年、京都に生まれる。京都大学大学院文学研究科博士課程を修了。現在、京都大学名誉教授、日本学士院会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ジュンジュン

5
王権が弱まり貴族が台頭した六朝時代。名門出で官僚生活を送った”書聖”王羲之。その書のどこが聖人レベルなのかは本書ではわからない。ただ、聖人ゆえに本来残らないであろう尺牘(手紙)が現在に伝わっているお蔭で、”人間”王羲之を感じることができる。2020/05/22

リンデ

2
私にとって、書は絵と同じく憧れの対象である。残念ながら、鑑賞眼をもたないが、美しい字は、心を安らかにしてくれる。「書聖」として名高い、王羲之の人物伝。世界史では、文化上の偉人としか習わないが、実際は、六朝貴族の名門に生まれ、時代の波にもまれながら生きた一生であった。王家は、南朝の名門で、王羲之も政治の世界に深くたずさわるのは、当然のこととされた。しかし南朝をめぐる政治情勢は厳しく、隠遁後は、家族愛と道教信仰によりどころを求めた。享年59歳。彼に心の安らぎはあったろうか。2017/12/09

Masa03

1
字を書くのが嫌いな自分にはなんとも。。。 書聖王羲之。文化史に疎い、特に著作がない/少ない文化人に疎い自分でも名前は知ってる超有名人。 しかし、悪筆で有名、字を書くのが嫌いな自分からすると、良し悪しがまったくわからず、これまでほとんど触れずにきた。 「人と歴史」シリーズになっていなかったら、ついぞ触れずにいたことだろう。 しかも生きた時代も日本人には馴染みの薄い魏晋南北朝時代。 とはいえ、読んでみて魏晋の時代からの名門貴族家出身など、なかなか興味深く読めた。 相変わらず書の良し悪しはわからないが。2024/03/25

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