内容説明
アルコール依存症が、ストレス社会に生きる現代人にとって“悩み”になりはじめている!ソ連でも、禁酒が運動となった。かつての「百薬の長」は、いまでは家庭崩壊、精神の栄養失調、犯罪の病原に変わりつつある。この本は自ら依存症だった著者が、アルコール症候群に苦しみ克服したアメリカ人だちの告白を引きだした、精神医学上も評判の記録である。
目次
1 酒の誘惑―始まりから克服まで
2 酒に溺れる―さまざまなアルコール依存症(女性アルコール症;依存症とホモ;妻と依存症の夫)
3 断酒へのアドバイス―依存症を治すために(アルコール症患者の家族;家族へのアドバイス;社会へのメッセージ)