オンリー・イエスタディ

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  • サイズ B6判/ページ数 285p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784344014466
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

癖のある人物こそ面白い。「人間の魅力」とは何か?石原流人生論、全十八章。

目次

仕事師という戦士
踏襲、停滞への拒否
ダイアの多面的な輝き
ラシネの人
抱負と挫折、そして再生
孤高の海
海の先駆者
青嵐は吹き過ぎて
ヨットのクルー、今や大富豪
ミッチー伝説、その輝きと挫折
昔々の映画人たち
昔の骨太な新聞人たち
千万人と雖も、吾往かん
輝かしきジャズマンたち
選ばれた者たちよ!
森繁アッパさん船長
角さん残像
懐かしきキイクラブ

著者等紹介

石原慎太郎[イシハラシンタロウ]
1932年神戸市生まれ。一橋大学卒業。55年、在学中に執筆した「太陽の季節」により第1回文學界新人賞を受賞。翌年同作品で芥川賞を受賞。著書に『化石の森』(芸術選奨文部大臣賞受賞)、『生還』(平林たい子賞受賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

BluePlanet

7
★4.3(2.4)2008年1月発行。昨年(2022年)89歳で亡くなった著者によるまさに人生の回顧録。75歳の時の本。最近彼の本を読んで思ったのは、彼こそ誤解されやすい人物はいないのではないかと。太陽の季節でデビューし、弟は石原裕次郎。参議院議員で環境庁長官、運輸大臣、さらには都知事。歯に衣を着せぬ物言いに色々誤解を招いたようだが、若い頃からの交友関係は三嶋由紀夫を始め、五島昇、浅利慶太、渡邉恒雄、森繁久彌他、政財界に多数。本当素晴らしい人物だが、自分の女性遍歴を綴るなど自由奔放な内容で面白かったです。2023/04/02

anken99

0
石原慎太郎氏が回想する、熱き男たちとの日々。東急グループの五島昇氏、田中角栄元首相、大映の永田雅一氏など、珠玉の十八編。いずれも当時の世相や文化を読み取ることもでき、面白く感じた。そんななかでも、個人的にピンポイントだったのは「ヨットのクルー、いまや大富豪」と題されたサザビーグループ総帥の鈴木睦三氏にまつわる1章。石原氏はヨットマンとして知られるが、若き日のあれこれや、ユニークでタフな面々とのあれこれは、目の中に景色が再生されるかのようであった。2013/08/29

しんご

0
うん。慎太郎さんの周りにいるようなひとが、僕の周りにいないので、世界が…国家が…なんていう人が減った。という。その実感はないが、男として、死ぬまでの準備としてやれることを最大限やる。なるべく大きなことをする。みたいな、彼がこの本で言いたかったことと違うかもしれないが、今の彼のチャレンジスピリッツなどは見てると、凄さを感じ、元気をもらった気がした。結局、何かを成し遂げるのも人なんだし。2012/11/27

パスコ

0
石原慎太郎がすごした青春時代。戦後の高度経済成長の熱気と躍動感を感じる。けれど日本を先導した人物との交流は正直バブルはじけたあとの世代にはリアリティーがなさすぎる。また慎太郎さんはスタートラインが違いすぎる。文章から醸されるそこはかとない上から目線(笑)。ターゲットが違うと言われればそれまでですが(;´д`)2010/05/16

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