内容説明
明治維新―日本中で変革の息吹が芽生え、近代化への情熱が沸き立っていた。兵庫県でも、あらゆる人や組織が動いた。伊藤博文、勝海舟、桂小五郎、大久保利通、坂本龍馬、吉田松陰…激動の時代を歩んだ先人たちの生きざまがここによみがえる。
目次
ジョセフ・ヒコの悲劇
但馬聖人・池田草庵
孝明天皇と黒船来航
嵐の中の龍野藩
「博愛」の尼崎藩
淡路島の国学
鳥尾小弥太と加古川
河井継之助の旅日記
長州藩の兵庫防備
狷者・宇都宮真名介〔ほか〕
著者等紹介
一坂太郎[イチサカタロウ]
萩市特別学芸員、山口福祉文化大学特任教授、防府天満宮歴史館顧問。1966年、芦屋市に生まれ、神戸市で育つ。大正大学文学部史学科卒業。東行記念館学芸員を務めるが、同館閉館により退職。山口県ふるさとづくり功労賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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犬養三千代
9
「ご一新」は決して無血革命ではないというこもよく解った。兵庫県縁の人達でさえ多数こ志半ばで斃れていく。 「残念さん」信仰が今でもある。当初の山本分之助、吉村寅太郎などの無念を知らない人達の信仰をあつめている。 また、維新のイデオローグは楠公さん。わかりやすい尊皇のシンボル。 今度、前を通ったら隅々まで見てみよう。伊藤博文との関係も深い。妻、お梅さんが明石実相院の住職の娘という説?正式には認められないだろうね。2018/06/18
Myan2Myan
4
兵庫の歴史は、ある程度の知っているつもりだったけど、興味深い話が盛りだくさんの一冊だった。著者の一坂さんが、あとがきに小学校3年生の頃に「垂水史跡めぐり」(垂水区役所刊)という本がきっかけで、歴史にはまったと書かれていたが、私も3年生の頃に「兵庫史跡めぐり」(兵庫区役所刊)を読んで歴史好きになった事が重なって、あとがきに興奮してしまった(この本を知っている人が周りにいないので…)2018/09/10
きょ
0
兵庫県の幕末から明治にかけた歴史がまとまってます。兵庫県の広さもあいまって内容が幅広かった。色んなところで様々な形の歴史があったのだと改めて感じた次第です。図書館で見つけたのですが、図書館ならではの地域に根ざした蔵書で、図書館に行かなかったらきっと巡り会えなかったんだろうな。2014/03/29
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