出版社内容情報
ひげじいさんは若いころから、数々の海の不思議とも遭遇し、世界の海を航海してきた。だが、この航海記はたんなる冒険談ではなく、心の航海記でもあるのだ。 小学校高学年~一般
内容説明
人間とはなにもので、どこからきたのか?いったいなにをして生きてきたのか?これから、なにをなすべきか?そして、最後に、どこへいくのか?ひげじいさんは、大きな四つの疑問の答えを求め、大海原へ船出します。吹き荒れる風、逆巻く波、天を切裂く稲妻、冒険は、まだまだこれからさ。
著者等紹介
森下研[モリシタケン]
1930年、門司に生まれる。九州大学卒業。少年小説やノンフィクションを中心に執筆。遠洋マグロ延縄漁の体験から書いた『男たちの海』で児童福祉文化奨励賞。主な著書に『銭五とよばれた男』『蒼い狼の子』『さよならイッカク』『興安丸・33年の航跡』『草原の彗星チムール』。山下勇三画伯とのコンビで〈キャプテン・タロとひげじいさん〉のシリーズは7巻を数える。『タロ船長のぼうけん』『さまよえる幽霊船』など
山下勇三[ヤマシタユウゾウ]
1936年、広島に生まれる。多摩美術大学図案科卒業。毎日広告デザイン賞、朝日広告賞、講談社出版文化賞さし絵賞など受賞。児童書の世界でも活躍。自作絵本に、『はしれワンダー』『こうまがひとりそらをとぶ』がある
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