KGBマル秘調書―ヒトラー最期の真実

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  • サイズ B6判/ページ数 501p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784334961138
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0098

内容説明

一九四五年五月、ソ連軍はベルリンを制圧。同時にソ連防諜機関は、ヒトラーの身柄を拘束する秘密作戦を展開した。この作戦により、多くのナチ高官が逮捕・尋問されたが、その尋問調書や法医学鑑定書は、KGB公文書館に秘匿され、半世紀余、封印されつづけてきた。二〇〇〇年春、それらの機密文書や物的証拠の大半が、ついに解禁・公開された。本書はロシアFSB(元KGB)の初公開調書を全文掲載したものである。

目次

第1部 噂と推測―「ヒトラーの最期」は、どのように伝えられてきたのか
第2部 KGB機密文書の公開で初めて明らかになった新事実
第3部 日記、供述書、調書を再検討する
第4部 なぜ物的証拠は焼却されたのか
特別付録(第三帝国の終焉;『スメルシュ』要員の名簿)

著者等紹介

佐々洋子[ササヨウコ]
1950年、山形県生まれ。東京大学大学院博士課程中退(ロシア文学専攻)。東京水産大学非常勤講師

貝沢哉[カイザワハジメ]
1963年、東京都生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学(ロシア文学専攻)。早稲田大学文学部教授

鴻英良[オオトリヒデナガ]
1948年、静岡県生まれ。東京工業大学理工学部卒業。東京大学大学院修士課程修了(ロシア文学専攻)。演劇評論家。ラオコーン・フェスティバル二〇〇二(ハンブルク)芸術監督
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みき

41
歴史的名著だと思う。古い本ではあるがこの本の出版前と後では世の中の物の見方が変わったのではないだろうか。KGBの極秘資料がソ連に渡っていたこと、この資料が21世紀近くになるまで秘匿されていたこと。そういったことを知らなかった自分としては、それだけで非常に興味深かった。本書の構成は基本的に、その極秘資料や調書を時系列や人別に並べているだけなのだが、一流のノンフィクションを読んでいるかのように感じた。端的に言うと「すっごい面白い!!!」 今読んでも絶対に面白いから読んで!!という感じでした!2022/12/10

ごへいもち

7
p58まで2023/03/12

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