腐ったテレビに誰がした?―「中の人」による検証と考察

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腐ったテレビに誰がした?―「中の人」による検証と考察

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  • サイズ 46判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784334953638
  • NDC分類 699.21
  • Cコード C0095

内容説明

みんなうすうす感じているアノ裏コノ裏をオープンに!テレビ局に27年間在籍した立場だからわかる内部事情、問題点、外圧。

目次

1 番組の病巣(ニュース;ワイドショー ほか)
2 制作の闇(海外ロケ;CG・特撮 ほか)
3 人材の裏側(アナウンサー;ディレクター・AD ほか)
4 周辺の実情(スポンサー;芸能事務所 ほか)
5 放送の壁(NHK;テレビ東京 ほか)

著者等紹介

鎮目博道[シズメヒロミチ]
テレビプロデューサー・演出・ライター。1969年広島県生まれ。早稲田大学法学部、デジタルハリウッド大学大学院卒。デジタルコンテンツマネジメント修士(専門職)。92年にテレビ朝日入社、社会部記者として阪神・淡路大震災やオウム真理教関連の取材を手がけたあと、『スーパーJチャンネル』『スーパーモーニング』『報道ステーション』や報道制作班などのディレクターを経てプロデューサーとなり、ニュース番組や情報番組などを中心に数々の番組をプロデュース。中国・朝鮮半島取材やアメリカ同時多発テロなどをはじめ海外取材を多く手がける。ABEMAのサービス立ち上げにも参画し、『AbemaPrime』『Wの悲喜劇』などの番組を企画・プロデュース。2019年8月に独立、現在は「シーズメディア」代表として、放送番組やWEB動画などのプロデュース・総合演出を手がけ、TOKYO MX資本の制作会社「東京チャンネル9」プロデューサーでもある。執筆活動では、「夕刊フジ」の連載「鎮目博道のテレビ用語の基礎知識」をはじめ、「現代ビジネス」「FRIDAYデジタル」「プレジデントオンライン」「弁護士ドットコム」などでテレビに関する論考を寄稿。さらに、江戸川大学メディアコミュニケーション学部やMXテレビ映像学院で講師として映像制作を教えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

45
テレビという業界に長く身を置いていた著者による、「愛のある」裏側暴露本です。自分はテレビの仕事は2,3回ほどしかしたことがありませんが、少し先輩な著者の体験は「そうそう」とうなずくことばかり。選挙特番などニュース分野のことは初めて知ったので面白かったです。もう少し広告会社(電通)のことも知りたかったけれど、この人はそういう部署にいなかったから知らなかったのかな?テレビもそうですが、「あなたたち誰のために仕事してるの?」って言いたくなる業種は他にもたくさんあると思います。面白かった。2023/05/06

こも 旧柏バカ一代

33
元テレビ局に勤務されてた方の内部から見たテレビ局没落の考察。腐ったと云うより貧して目の前の金に執着して仕事の本質を忘れてるだけな気がする。取材しないで他の会社が取材した情報を自社の報道として報じる。フリーランスが集めた報道は端金か無料で毟り。さらに誰から提供された情報だとすら書かない。そんな事されたら次にいい情報を掴んでも提供する訳が無い。そして、予算も無いから無駄走りを厭い、余計に現場に行かないで新鮮な情報を撮り逃す。まさに負のスパイラルに陥っている。ドラマも海外で標準としている時間の長さより短く、2023/05/03

Tenouji

23
TV番組の制作に関わる内容で、面白かった。その制作するものの種類、方法論、関わる人材、協力会社や利害関係者。そして、今の社会的立ち位置。そのように考えると、実は、今までのやり方がだけが正解ではなくて、様々なやり方、考え方があると思うが、そこに想像力がいかなくなっってる現実が悲しい。乗り越えないとね。2023/03/06

sekkey

8
民放局のディレクター、プロデューサーを務めるなどテレビ業界の中心にいた筆者が説得力のある文章でその内情を伝え、検証・考察していく内容。過酷な労働環境、どんどん切り詰められていく製作費、コスパが悪いとみなされているドキュメンタリー、コンプライアンスの問題もあり自主規制の意識が働き、昭和の古き良き時代のような「攻めた」番組があまり期待できない現状。明るい材料がほとんどない中でテレビの未来はあるのか。 番組のテーマ曲を決めるのには、著作権の使用料のことがあるので自局の子会社の音楽出版社を使うしきたりがある。 2023/05/27

Eiki Natori

8
昔はテレビ業界は花形業界であったが、今のテレビは惨憺たる状況だ。広告費も入らない、視聴率も稼げない、見ているのは年配層だけ。 ドラマもバラエティもオワコンで、年末年始は同じようなネタやる芸人ばかり、ニュースも質が悪くなり、速報もCNNやBBCの足元にも及ばないしタブーだらけ。選挙前に何も情報がないのに、投票後に延々と開票結果を流す。結果、20年以上も悪政に手を貸す。 テレビ衰退の理由を「中の人」が詳しく説明する一冊で納得感があった。全局電波止められ潰れてしまえと思っていたテレビ局に少し同情すら覚えた。 2023/03/23

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