内容説明
大衆文壇の巨星・長谷川伸が主宰した小説研究会“新鷹会”は、村上元三、山岡荘八、山手樹一郎、池波正太郎等数多くの流行作家を輩出した。現在も時代もの、現代ものを問わず、多くの著名作家を世に送り出している。一門の発行誌『大衆文芸』は、新人に発表の機会を与えることも目的のひとつである。本編は、その『大衆文芸』を中心に収録した珠玉の傑作選である。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
hit4papa
48
長谷川伸主宰の小説研究会”新鷹会”が世に出した作品集。大正から昭和までの作品が収録されていますが、時代小説であることもあって些かも古びてはいません。今となっては小説の大家ばかりですが、若き日の着想のユニークさを堪能できます。直木賞受賞作の村上元三「上総風土記」、田岡典夫「強情いちご」といったレアな作品が読めるのも嬉しいですね。水準の高い作品の中で特に良かったのは、ひっそりと春画を描き続ける火付盗賊改「秘図」(池波正太郎)、図らずも片桐且元を護衛することになった居合の達人「切左衛門の訴状」(戸部新十郎)。2023/04/24
ひ ろ
6
★★☆☆☆2018/12/28
Hula
2
★★★★★ 直木賞「上総風土記/村上元三(第12回 昭和15年)」、「強情いちご/田岡典夫(第16回 昭和17年)」収録2015/10/23
hiko1
1
「強情いちご」・・田岡典夫の短編。強情な二人の若侍を描く。土佐藩の若侍は、党を組んで何々組と称し、互いに武士の意地を励みあっていた。もし、女に付け文などしようものなら、組の恥として制裁を受けた。 格之進と弥久馬は親友である。弥久馬の弟が格之進の妹に付け文をした。しかし、それは武骨な文章でむしろ微笑ましいものであった。誤解した弥久馬は弟を折檻すると言って格之進と喧嘩になるが、最後には分かりあう。 自分の主張をとことん通すが、心の中では通じ合っている二人の関係が羨ましい。2021/02/27
アヤ
1
せつない系の話が多い2009/01/20




