ひきこもり家族

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ひきこもり家族

  • 染井 為人【著】
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  • サイズ 46判/ページ数 380p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784334107406
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

長年ひきこもっていた19歳の諒太と44歳の大知。双方の家族が縋ったのは、新宿にある自立支援センター。
強引に自宅から引き出された二人は、ほかの三人とともに、元警察官が営む熊本の研修施設で囚人のような生活を強いられる。
施設長は巨体の大女だ。悪魔のような彼女に監視され、辛い日々が続く中、監獄のような扱いに抗い五人は施設長を殺めてしまう。
必死にもがき、社会に怯えるように生きてきた彼らの終わりが始まる――。


【目次】

内容説明

あの日を境に、生まれ変わったんだ。孤独、恐怖、絶望。家から強引に引き出された男女五人。炸裂する自我、秘密を共有した者たちの乱。ひとりじゃなかった。『正体』『悪い夏』で大ブレイク!今を抉る胸熱のエンタメ長編!!

著者等紹介

染井為人[ソメイタメヒト]
1983年千葉県生まれ。芸能マネージャー、舞台演劇・ミュージカルプロデューサーを経て、2017年「悪い夏」で第37回横溝正史ミステリ大賞優秀賞を受賞して作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

190
引きこもりを抱える家族の苦悩は深いだろうが、救いを求める気持ちに付け込んで金をむしり取るブラック支援業者は亡者の衣服をはぎ取る奪衣婆か。そんな業者に強制収容所で奴隷扱いされてきた男女5人が反乱を起こし、弱者を食い物にする連中に戦いを挑むドラマだが正直カタルシスに乏しい。人生を投げていた彼らの愚かさが、周囲にどれだけ迷惑をかけていたか最後まで理解していない。業者の関係者を殺したり監禁する場面でも、痛い目に遭った経験がないから引きこもり続けた実態を映している。2つの悪が自分たちがマシだと言い争っているようだ。2025/09/16

いつでも母さん

149
「枠にはめようとする存在があるから。」あぁ、思い当たることはある。紙一重でならなかっただけ・・染井さんの新作はひきこもりを題材に、強引に引き出された男女5人と、引き出したブラック支援団体の攻防を、エンタメ感満載で一気に読んだ。面白かったと言えば語弊があるかもしれないが、母親の気持ちも苦しいほど伝わって切なかった。映像化の予感有り(笑)あれから10年後のエピローグが染井さんっぽいと感じた(当方比)2025/09/18

hiace9000

142
疾走感あふれる社会派エンタメ! 染井さんらしい社会の陰に隠れた人間への目のつけどころ、そしてあえて意外な人物に視点を焦点化した構成。どうする?どうなる?の斜め上を行く展開に本来持つべき罪悪感すら消し飛ぶ罪深さ…。そう来たか!の驚きと喜びで一気読みは、もはや染井流お約束か。引きこもる側の自己嫌悪感、引きこもらせてしまった側の自己否定感、立ち直らせる側の歪んだ自己有用感と優越感。それらを一気に解決する正解など、おそらくない。一つ言えることがあるならば、「人を変えることができるのは、人しかいない」なのだろう。2025/10/23

タイ子

110
ここに数年間ひきこもっている2人の男がいる。ある日、突然彼らの元に数人の人間たちがやってきて強引に家から連れ出される。もちろん、家族は承知の上だから拉致ではない。自立支援センターなる会社が請け負った脱ひきこもり作戦は全部で5人の男女がいた。ここで始まる地獄の生活。ハラスメントなんて関係ない、暴力と暴言による支配力。拷問のような毎日がある日突然終わり、新しい生活が始まる。この展開があるから面白い。地獄を見た者は普通の生活さえ天国。秘密を共有して生まれる信頼感は頼りなくも心強い。何だ、読後のこの爽やか感は。2025/10/09

美紀ちゃん

102
800万円でひきこもりの息子を無理やり連れ出して構成させるシステム。ひきこもりの社会復帰を支援するという大義のもと家庭から法外な契約金を巻き上げ当事者には過酷な生活を強いる悪徳業者のリヴァイブ。未知瑠がいなくなってからの生活は家族のようで楽しかった。もう終りかも!と思う場面がたくさんありハラハラした。細谷がやってきた時、パトカーに追われた時、ドキドキする場面がたくさんあった。熊本で共同生活を送る5人が何度も困難を乗り越えながら少しずつ希望を見いだしていく姿が印象的。ハラハラしながら一気に読んだ。面白い。2025/10/13

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