出版社内容情報
聴けば脳内麻薬がドクドクあふれる世紀の名演を厳選
名盤CDガイド付き
本書のタイトルである『世界最高のジャズ』とは、ジャズの特質を最大限に発揮した演奏である。そう僕は断言したい。
・アドリブの鋭い切れ味(即興的に飛び出すフレーズのカッコよさ)
・そのミュージシャン独自のリズム感(ノリ)
・アドリブ楽器とリズム楽器の一触即発の呼応
・音色そのものが持つ、有無を言わさぬ説得力
――僕にとって、これらこそジャズの特質だ。他のジャンルでは替えがきかない。
■「世界最高の音楽」――それはジャズだ!!
ルイ・アームストロング『コンプリート・タウン・ホール・コンサート』、チャーリー・パーカー『バード・イズ・フリー』、ソニー・ロリンズ『ヴィレッジ・ヴァンガードの夜』、マイルス・デイヴィス『ビッチェズ・ブリュー』、アート・ブレイキー『フリー・フォー・オール』、セシル・テイラー『ザ・ジャズ・コンポーザーズ・オーケストラ』、ウェス・モンゴメリー『フル・ハウス』
〈目 次〉
まえがき
第1章 ジャズはいきなり革命だった
ルイ・アームストロング/デューク・エリントン
第2章 ジャズの心臓――アドリブに人生を賭けた“即興の鬼”たち
チャーリー・パーカー/バド・パウエル/クリフォード・ブラウン/ソニー・ロリンズ/ジョン・コルトレーン
第3章 強烈な支配力と構成力――オルガナイザーたちとそのグループ
マイルス・デイヴィス/セロニアス・モンク/チャールズ・ミンガス/アート・ブレイキー
第4章 美は乱調にあり――“一聴猛毒”の冒険者たち
オーネット・コールマン/エリック・ドルフィー/セシル・テイラー/アルバート・アイラー
第5章 熱いブイヤベースのごとく――世界音楽としてのジャズ
ディジー・ガレスピー/ウェス・モンゴメリー/ローランド・カーク
第6章 音一発の説得力――ジャズの蟻地獄に引きずり込む愛すべきプレイヤーたち
ジャッキー・マクリーン/リー・モーガン/ウェイン・ショーター
第7章 挑戦しつづけるジャズ 1970's~2000's
あとがき
本文に掲載のCDリスト
著者・原田和典
一九七〇年北海道生まれ。音楽評論家。長らく老舗ジャズ専門誌「ジャズ批評」の編集に携わり、二〇〇〇年から五年間は編集長を務める。著書に『コルトレーンを聴け!』(ロコモーションパブリッシング)、『元祖コテコテ・デラックス』(ジャズ批評社)、共著に『JAZZ“名盤”入門!』(宝島社新書)、『さわりで覚えるジャズの名曲25選1~3』(中経出版)などがある。現在、ミュージックフィールドのHPで『原田和典のJAZZ徒然草』を連載中。
ウェブサイト http://www.musicfield.jp/harada_kazunori/
内容説明
「世界最高の音楽」それはジャズだ。聴けば脳内麻薬がドクドクあふれる世紀の名演を厳選。
目次
第1章 ジャズはいきなり革命だった
第2章 ジャズの心臓―アドリブに人生を賭けた“即興の鬼”たち
第3章 強烈な支配力と構成力―オルガナイザーたちとそのグループ
第4章 美は乱調にあり―“一聴猛毒”の冒険者たち
第5章 熱いブイヤベースのごとく―世界音楽としてのジャズ
第6章 音一発の説得力―ジャズの蟻地獄に引きずり込む愛すべきプレイヤーたち
第7章 挑戦しつづけるジャズ1970’s~2000’s
著者等紹介
原田和典[ハラダカズノリ]
1970年北海道生まれ。音楽評論家。長らくジャズ専門誌「ジャズ批評」の編集に携わり、2000年から5年間は編集長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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