出版社内容情報
「戦わずして勝つ!」
600年の伝統の武術空手に、真の生き方を学ぶ
自転車に一度乗れるようになると、しばらく乗っていなくても、また乗れる。水泳も同じ。一度泳げるようになると、久しぶりでも、ちゃんと泳げる。このように、身体の中にできあがって身体が二度と忘れない行動回路を、宇城師範は〈身体脳〉と呼んでいる。(略)
身体脳は、頭で考えたり、誰かに教えられても決してできあがらない。自分自身の身体で実践し、失敗を繰り返した末にできあがる。(本文より)
〈目 次〉
はじめに
プロローグ
第一章 時間の中に入る、という感覚
遅く見えるのに、速い動き/相手の時間の中に入る/時間は伸び縮みする/スポーツは、時間を追いかけるゲーム/いまを生きる/いまを広げる/速いか、遅いか/頭で動く人、身体で動く人/大切なのは「時間の深さ」だ/ダンベルを持って、「時間の中に入る」
第二章 身体脳は速い、頭脳は遅い
身体脳を基準にする/頭脳と身体脳では「行動の質」がまったく違う/身体脳でする行動には「絶対的な強さ」がある/生き方の尺度を変える/なぜスポーツ界で不祥事が起きるのか/頭脳はウソがつける/身体脳の優位さに気づかない日本社会/最高の日本文化がまたひとつ、海外流失の危機/日本再生の手がかりは身体脳にある/文武両道の本当の意味を知る/すぐ行動できる人、できない人/「真面目」は判断の尺度にならない
第三章 身体をひとつにする
部分的な力は決して強くない/心技体の一致/統一体が生み出す次元の違う力/基本的な姿勢/足の裏で体重を感じる/筋力とは桁違いのメソッド/身体をひとつにする力/大切なのは身体の呼吸/身体がひとつにならないもどかしさ/心に動揺が入り込む余地がない
第四章 「型」の深さを学ぶ
型の貴重さを知らない日本人/腕が伸び縮みする/痛みが違う/形のないものを感じさせてくれる/型という自転車に乗る/三戦(サンチン)で身体が変わる/日常生活の中にも型があった/瞬間的に、人の身体が鮮やかに変わる/自信を持ってお辞儀ができる/箸を正しく持つと強くなる/武術空手の真髄/力に頼らない、空手の面白さ/技を学ぶ喜び/型稽古、初心者の実態
第五章 見えない世界が見えてくる
身体の内面との対話/内面の動きを体感する/内面を活かすだけで変わる/ライトを照らせば、身体が変わる/力を使わずに相手を倒す/投げられると、わかる/武術を学んで、見えてきたもの/バットを持って構えると、変じゃない/基準を持たない評論家/レベルの違う人同士の交流/間合いとは、距離ではない/非可逆式ステップアップ/動きが先に見える
第六章 宇城憲治師範に学んでいること
初めての出会い/最悪だった第一印象/茶化す癖がある/面白いかどうかが問題じゃない/師匠を持つ大切さ/ホンモノかどうか、検証する姿勢/電気の点かない文章は書くな/広めるのではなく、深めるという姿勢
第七章 「調和の心」が、究極の力の源泉だ
打たずに打つ/身体に回転をかける/内面を動かして、エネルギーを生む/相手の斬る気を斬る/沖縄古伝空手のルーツを知る/調和融合が生む究極の力/心を乗せてこそ、一体となる
エピローグ――男四十六歳にして武術を学ぶ
内容説明
「戦わずして勝つ!」600年の伝統の武術空手に、真の生き方を学ぶ。
目次
第1章 時間の中に入る、という感覚
第2章 身体脳は速い、頭脳は遅い
第3章 身体をひとつにする
第4章 「型」の深さを学ぶ
第5章 見えない世界が見えてくる
第6章 宇城憲治師範に学んでいること
第7章 「調和の心」が、究極の力の源泉だ
著者等紹介
宇城憲治[ウシロケンジ]
1949年宮崎県生まれ。心道流空手道師範。全日本剣道連盟居合道教士7段
小林信也[コバヤシノブヤ]
1956年新潟県生まれ。慶應義塾大学法学部卒。作家・スポーツライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Asakura Arata
Masayuki Miyake
半木 糺
さけフレーク
gotomegu
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