内容説明
己の信じる道を貫いて、敵を持つ身となった夫を、我が子とともに愛深く支える妻…。別れたいと望んだ夫を何者かによって惨殺された女の過去に思いもよらぬ真実が…。将軍家の鷹狩り場で、鶴を射殺したという無実の罪を着せられた男の女房は…。仕官するため西国へ旅立ち、いまだ帰らぬ男を待つ娘に忍び寄る黒い影…。縁切寺『慶光寺』の御用をつとめる『橘屋』の女主人お登勢と用心棒塙十四郎の人情裁き!隅田川御用帳シリーズ第六弾。
著者等紹介
藤原緋沙子[フジワラヒサコ]
高知県生まれ。立命館大学文学部史学科卒。小松左京主宰「創翔塾」出身。現在、脚本家として活躍中
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感想・レビュー
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RED FOX
11
読もうと思った第5弾が、一緒にカバンに入れてた中崎ポテトの蜂蜜まみれになってしまったので、この第6弾を読む。親を、子を、殺された身内の敵討ち。現代では禁じられているだけに、感情移入しすぎて食い入るように読んでしまいます。面白い♪2019/06/21
たーくん
6
己の信じる道を貫いて、敵を持つ身となった夫を、我が子とともに愛深く支える妻…。別れたいと望んだ夫を何者かによって惨殺された女の過去に思いもよらぬ真実が…。将軍家の鷹狩り場で、鶴を射殺したという無実の罪を着せられた男の女房は…。仕官するため西国へ旅立ち、いまだ帰らぬ男を待つ娘に忍び寄る黒い影…。縁切寺『慶光寺』の御用をつとめる『橘屋』の女主人お登勢と用心棒塙十四郎の人情裁き!隅田川御用帳シリーズ第六弾。2022/01/18
owlman
1
ただでは散らない誠と義の花。2015/02/22
すぴか
1
第六弾。男性の離縁の相談から始まる話があって真新しい感じがしました。2013/01/05
しらたまはなこ
0
母から。いきなり6弾から読んだので人物もわからないまま。藤原さんはお匙帖しか読んだことなかったけど、十四郎もお登勢も苦労してきたらしい大人で、私は好きだな。2017/03/08