出版社内容情報
この20年のメディアの激しい変容,それをうけて音楽,人間/社会がどう変わったか。相互の関りあいを作品や現象を分析する中でダイナミックに描き,時代像,若者像に迫る。
【目 次】
はじめに―音楽化社会論へ向けて
―――――――Ⅰ 音楽化社会の構図
1 装置との共生―マクルーハン、ケージ、シェーファー
1 マクルーハン再考
2 メディアとサウンドスケープ
―――――――Ⅱ 音楽家社会の諸相
2 サウンド志向
1 音楽化の基軸
2 日本ポピュラー音楽史にみるサウンド志向
3 デジタル化と音楽化
3 ノリの体験
1 ノリとはなにか
2 ノリの条件
3 総ノリ現象
4 時間の浪費
1 音楽行動と時間
2 「時間の節約」と「時間の浪費」
3 音楽の「新奇性」と「永遠性」
―――――――Ⅲ 音楽化社会の展開
5 アイドル現象の展開
1 アイドルとは何か
2 アイドルの系譜
3 元気の素としてのアイドル
6 松田聖子―消費社会のアイドル
7 サウンドスケープとしての広告音楽
1 イメージソング以後の広告音楽
2 広告音楽の機能
短いコーダ
注
文献紹介
あとがき
文献リスト
索 引
内容説明
ブリッコ、アイドル、ノリ、イメソン、MTV、CD、ビデオ、俵万智現象etc.世は変わり、歌は変わる…。メディア、音楽、人間の変容と絡みを解きほぐし、鮮明に時代の像を結ぶ。
目次
1 装置との共生―マクルーハン、ケージ、シェーファー(マクルーハン再考;メディアとサウンドスケープ)
2 サウンド志向(音楽化の基軸;日本ポピュラー音楽史にみるサウンド志向;デジタル化と音楽化)
3 ノリの体験(ノリとはなにか;ノリの条件;総ノリ現象)
4 時間の浪費(音楽行動と時間;音楽の「新奇性」と「永遠性」)
5 アイドル現象の基盤(アイドルとは何か;アイドルの系譜;元気の素としてのアイドル)
6 松田聖子―消費社会のアイドル
7 サウンドスケープとしての広告音楽(イメージソング以後の広告音楽;広告音楽の機能)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とりもり
akuragitatata
子音はC 母音はA