出版社内容情報
顔ロボットの研究を通して,知能機械システムと人間とのインターフェースをどうつくるのかという課題に対する解答を見出そうと試みるとともに,純粋科学として,人間の知能を創発的方法論で合理的立場から明らかにしようと試みた書。
顔システムと表情メッセージ・バーチャル・コミュニケーション・顔表情のコンピュータ認識・顔ロボットの設計・顔ロボットの表情表出・顔ロボットと人とのインタラクション・人工感情
内容説明
顔ロボットの研究は、人造人間をつくる研究ではない。工学的には、知能機械システムと人間とのインタフェースをどうつくるかという課題に対して、解答を見いだそうとする研究であり、純粋科学としては、人間の知能を、人間とのインタラクションを介して、創発的方法論で合成的立場から明らかにしようとする研究である。
目次
第1章 顔システムと表情メッセージ
第2章 バーチャル・コミュニケーション
第3章 顔表情のコンピュータ認識
第4章 顔ロボットの設計
第5章 顔ロボットの表情表出
第6章 顔ロボットと人とのインタラクション
第7章 人工感情
著者等紹介
原文雄[ハラフミオ]
工学博士。東京大学卒。東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。現在、東京理科大学工学部機械工学科教授
小林宏[コバヤシヒロシ]
博士(工学)。東京理科大学卒。東京理科大学工学研究科機械工学専攻博士課程修了。現在、東京理科大学工学部機械工学科助教授
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