出版社内容情報
【解説】
帰納論理プログラミングは,S.Muggletonらによって90年代初頭に創造された概念で,述語論理に基づく帰納推論を用いたコンピュータ学習プログラミングのことである。テキスト・マイニング,遺伝子解析などの現代の難問解決に期待が寄せられている本邦初の書。
【目次】
内容説明
本書は、帰納論理プログラミングについての包括的な入門書を目指すため、単に帰納論理プログラミングについて紹介するだけでなく、その準備の意味も含めて、決定木の学習についても取り上げた。また、決定木と帰納論理プログラミングのそれぞれの理論的な基礎を与えている命題論理、および述語論理についての紹介も行った。
目次
第1部 導入(序論)
第2部 演繹推論(論理と表現;命題論理;述語論理;Prolog)
第3部 帰納推論(決定木の学習;計算論的学習理論の考え方;帰納論理プログラミング)
第4部 付録(帰納論理プログラミングシステムProgolの使い方;Progolの学習アルゴリズム)
著者等紹介
古川康一[フルカワコウイチ]
生年月日、1942年10月9日。最終学歴、東京大学工学系研究科修士。学位、工学博士。現在の所属は慶応義塾大学大学院政策・メディア研究科教授。専門は人工知能、機械学習、帰納論理プログラミング、暗黙知の言語化
尾崎知伸[オザキトモノブ]
生年月日、1973年6月8日。最終学歴、慶応義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程単位取得退学(2001年)。現在の所属は慶応義塾大学SFC研究所。専門は帰納論理プログラミング、機械学習、データマイニング
植野研[ウエノケン]
生年月日、1975年1月5日。最終学歴、慶応義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程(2001年)。現在の所属は慶応義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程。専門はセンサデータからの身体的スキルの抽出
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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