出版社内容情報
日本の映画評論を牽引する二人が必見の邦画を精選、その魅力を語り尽くす! 時代劇編には「宮本武蔵」「子連れ狼」などを収録。
内容説明
日本の映画語りを牽引する町山智浩と春日太一が必見の作品を精選し、その凄まじさ、面白さ、役者・スタッフたちの想いを語り尽くす映画入門。「時代劇編」では、日本映画に革命を起こした『七人の侍』、三隅研次の美学が極められた『斬る』『剣』『剣鬼』、血しぶきとアクション満載『子連れ狼』シリーズ、アウトローたちの純情に心を寄せた『御用金』『人斬り』などを紹介。映画は知ってから見ると、百倍、面白くなる!
目次
第1章 『七人の侍』―日本映画の革命
第2章 『宮本武蔵』五部作―「この空虚、所詮、剣は武器か」
第3章 『剣』三部作―三隅研次の美学
第4章 『子連れ狼』シリーズ―血しぶき父子 冥府魔道
第5章 『竜馬暗殺』『浪人街RONINGAI』―ザ・アウトロー、原田芳雄
第6章 『御用金』『人斬り』―五社英雄と豪華すぎる仲間たち
著者等紹介
町山智浩[マチヤマトモヒロ]
1962年、東京都生まれ。映画評論家、ジャーナリスト。早稲田大学法学部卒業。『宝島』『別冊宝島』(宝島社)などの編集を経て、1995年『映画秘宝』(洋泉社)を創刊。アメリカ・カリフォルニア州バークレー在住
春日太一[カスガタイチ]
1977年、東京都生まれ。映画史・時代劇研究家。日本大学大学院博士後期課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
寺
59
私はあまり映画を観ないのだが、本書で扱われた映画は半分ほど観ており興味をそそられた。私が観た半分の映画は、どれも好きなものばかりだが、春日太一があとがきで言う通り、その背景や裏話を知ればさらに面白さは増すものだと膝を打った。知った映画を扱っていると読みながら「そうそうそう!」という共感の楽しみがある。それは私にとって映画本では初めての出来事だった。『宮本武蔵』五部作は観ていないが、有名なストーリーは知っているので興味はそそられる。死んだ橋本治も讃えていたなぁ。読友さんにも薦められたなぁ。近いうちに見るか。2019/07/06
ヨーイチ
49
映画についてはまあ、人並み。爺いの分だけ思い入れはある。売り出し中の春日太一の本と言っていいと思う。この二人については、日本映画の春日とアメリカンリポートの町山って感じで小生にとっては少々以外な取り合わせ。対談の企画って仲々意味深で「片方が相手の良さを引き出す」気持ちが大事なような気がする。専ら春日の土壌の話で終始した印象。続く2019/08/02
Isamash
30
映画評論家の町山智浩と映画史・時代劇研究家の春日太一の2019年出版の対談書籍。七人の侍,宮本武蔵五部作、剣三部作、子連れ狼シリーズ,竜馬暗殺、浪人街、御用金、人斬りが取り上げられてる。製作会社によるつくりの違いや斬り合い映像の歴史的変遷も分かり興味深かった。時代劇にはあまり興味無かったこともあり七人の侍以外は見ていないが、二人の語りにより見てみたいと思う様になった。特に黒木和雄と五社英雄監督作には他作が良かったので是非とも。また脚本家の橋本忍、俳優の原田芳雄及び石橋蓮二の魅力も再認識させられた気がした。2022/12/22
でかぱんちょ
24
【図書館本】お二人の対談がとても面白くて、この本で取り上げられた映画を一作も観たことのない自分も興味が湧いて観てみたくなりました。それにしてもいつも春日氏の文章を読んで思うのは、こんなに昔の日本映画に詳しいのに自分より少し年下だということがどうしても信じられなぁということです(笑)2020/02/29
鼠∞
21
時代劇はおろか日本映画すらあまり本数を観てない。でもジャンルに偏見を持つとバカを見る羽目になると、ここ数年で痛感しまくってる。そんな俺ちゃんに打ってつけだったのが本書。町山氏の映画本はハズレなしで、画面の内外を問わず映画に関する面白い情報をサービス精神旺盛に提供してくれる。取っ付きにくそうな時代劇でさえ、春日氏との対談を読むうちに観たくて仕方がなくなってしまう。紹介されてるのは黒澤明に宮本武蔵シリーズ、小池一夫原作映画などなど。2019/07/15
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