河出文庫<br> 秘録・東条英機暗殺計画―元・大本営参謀が明かす

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河出文庫
秘録・東条英機暗殺計画―元・大本営参謀が明かす

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  • サイズ 文庫判/ページ数 242p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784309472249
  • NDC分類 210.7
  • Cコード C0121

内容説明

大日本帝国が運命を賭した大戦は、昭和十九年に至ると敗色濃くなっていた。しかし頑迷な東条内閣は戦況を糊塗し、戦線拡大を追求するのみ…。急務は「政治を壟断する軍を正し、戦争を終結させる態勢を作ること、そのためには東条暗殺も止むなし」。一青年将校が企てた首相暗殺計画は宮家をも巻きこみ動きだした…。闇に葬られた東条暗殺計画を解明、首謀者の兄が綴る衝撃のドキュメント。

目次

プロローグ 三笠宮との再会
第1章 忘れ得ぬ苦い経験
第2章 「憂国」の群像
第3章 破滅への道
第4章 決断の時
第5章 東条内閣瓦解
第6章 計画漏洩
第7章 流転
エピローグ―「東条暗殺黙認せず」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ステビア

22
エリート陸軍将校津野田知重は友人の柔道家牛島辰熊と東条暗殺を企てるが、決行日の前に東条内閣の崩壊により未遂となった。その後、三笠宮から計画が露見し、逮捕されることになる。釈放後は中国に逃れ、昭和21年に引き揚げる。この本は三笠宮が戦後インタビュー等で嘘をついていることに反発して書かれたもののようだ。2020/11/23

金吾

21
東条英機暗殺計画を推進した津野田知重元少佐の兄が書いた本であり、当事者から直接得た背景等は詳細であり、面白かったです。致し方ないことですが、当事者の親族としての記述ですので見方が一面的にならざるを得ないため客観性はどうなのだろうかなという疑問は残りました。ただ三笠宮の話は他の本でも多々出ている話ではあるなあと思いました。2021/02/05

nori

6
I stopped reading, because it is tired to hear brag of authors brother, no reflection of stupid leaders of Imperial Army as well as their aristocrats. How they can apologize victim of stupid wars. Sorry to say, they may not know their behavior until now2023/09/07

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