内容説明
初期8ミリ作品から新作《漂流教室》まで、大林むうびいのすべてを、ピアノの調べにのせてお届けしましょう!ピアノが語る大林むうびいの世界。ピアノで綴る大林むうびい全史。音楽ノオト付きフィルモグラフィ。自筆楽譜集。…これはそっくり、現在のぼくの自画像である。
目次
少年の日の夢の物語が、映画に変身していく
映画は、あたかも作曲するようにつくりあげられる
映画の中で、名ピアニストになる方法
映画を美しく彩る新しい心との出会い
大林ワールドでは、ついに怪獣までがピアノを弾く
死に至る病、としての映画の中で、恋の想念と出会った
「尾道三部作」と、尾道と、ぼく〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すぱちゃん
9
沢山の傑作を撮られた大林監督。映画作りは作曲活動に似ていると語る。特に編集作業だ。また、大林映画はピアノ映画らしい。ピアノの旋律を彷彿させる。撮影秘話や、祭りのような撮影日々、作品を仕上げるという孤独な作業、様々な工程を経て一本の映画は完成する。大林宣彦作品でも、まだまだ観たことのない作品も多い。もともと好きな監督だったが亡くなってから惜しむのも失礼だが観たことない作品も観賞しようと思う。音楽が好きな私が大林映画に惹かれるのは、至極当然なのだろう。一作一作工夫を凝らして作られた作品群は日本映画の宝である。2020/04/15
けいちゃっぷ
1
大林監督とピアノと音楽。
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