内容説明
種目・楽器・歴史のすべてを網羅！音大を出て国際的ピアニストをめざす“ガクちゃん”と、その親友で日本音楽にめっぽう詳しい“クニちゃん”の珍問答を楽しむだけで、あれよあれよという間に日本音楽通になれてしまう、不思議な本。目次や索引からアクセスすれば、コンパクトな「日本音楽事典」としても使えます。
目次
第１章 日本音楽とは何ぞや（音楽に国境はあるか？；コクと旨味の音色―日本音楽の音；五音音階のチカラ―日本の音階 ほか）
第２章 味わい深い楽器たち（楽の器の語るもの；弾きもの；吹きもの ほか）
第３章 種目で追う日本音楽史（多重構造の日本音楽史；雅楽、その千数百年の歴史；仏教音楽の華―声明 ほか）
著者等紹介
千葉優子［チバユウコ］
東京都出身。武蔵野音楽大学大学院修士課程修了。音楽学専攻（日本音楽、民族音楽）。宮城道雄記念館資料室室長。慶応義塾大学、青山学院大学、東邦音楽大学、同短期大学、フェリス女学院大学講師
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感想・レビュー
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水紗枝荒葉
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対話形式で日本音楽を頭から尻尾まで解説する本。正直に言うと、この本で日本音楽を理解するのは難しい。対話という設定のわりに飛び交う情報は不自然に詳細でカロリーが高く、かと思えば俗説が混じったりもする。『教育音楽 中学・高校版』の連載の単行本化らしいが、これが丁度よくヒットする読者層というのはきわめて狭いのではないか。2024/10/02
