不都合な真実 ECO入門編―地球温暖化の危機

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  • サイズ A5判/ページ数 208p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784270002261
  • NDC分類 519
  • Cコード C0030

内容説明

アメリカで昨年、日本でも今年公開され話題となった映画『不都合な真実』。この作品はドキュメンタリー映画としては異例の大ヒット&ロングランになり、第79回アカデミー賞最優秀長編ドキュメンタリー賞を受賞しました。同名の書籍も世界各国でベストセラーとなり、この四半世紀の間に発生した鳥インフルエンザやSARSといった奇病、猛威を振るったハリケ-ン・カトリーナは、偶然起きたのではないことを教えてくれました。『不都合な真実』は日本やアメリカだけでなく、世界中に地球温暖化の事実を知らしめ、いまやこの問題は地球全体の共通の問題になっています。そして、世界のあちこちでエコ・ライフを送る人たちが増えてきました。

目次

変わりゆく地球
無言の警告
冷たい確かな証拠
ハリケーン警戒
極端な大雨、極端な少雨
地球の果て:北極
地球の果て:南極
新しい地図?
深刻な問題
健康への害
崩れるバランス
衝突コース
技術の副作用
「真実を否定してはならない」
危機=チャンス

著者等紹介

ゴア,アル[ゴア,アル][Gore,Al]
元アメリカ副大統領。1993年1月20日、米国第45代副大統領に就任し、8年間その職務を果たす。1992年のベストセラー『地球の掟―文明と環境のバランスを求めて』の著者。現在、視聴者が作る内容と市民ジャーナリズムを基礎とした、若者向けの独立系ケーブル・衛星テレビのノンフィクション・ネットワーク『カレントTV』の会長を務める。映画『不都合な真実』は第79回アカデミー賞最優秀長編ドキュメンタリー賞を受賞した。妻のティッパーとテネシー州ナッシュビルに居住。4人の子どもと2人の孫がいる

枝廣淳子[エダヒロジュンコ]
東京大学大学院教育心理学専攻修士課程修了。執筆、講演、翻訳、環境NGO運営など、環境を軸にマルチキャリアを展開中。日本の環境情報を英語で世界に発信するNGOジャパン・フォー・サステナビリティ(JFS)共同代表。2004年にイーズを設立。2005年にシステム思考などの変革のスキルを提供し「変化の担い手」を育てるチェンジ・エージェントを設立、ワークショップ等を開催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ジェンダー

33
グラフやイラスト、写真が多く文章も少ないので読みやすくて説得力があるけれど地球と言うのは何億年も経っているのでこういった現象が起こってもおかしくないと思う。もちろんこういった現実を知る事は大事だと思うと同時に今の状態を保つ、もしくは改善して行くにはどういたら良いかを考える方が大事だと思う。本で書かれているように気温が上がったり、雨が多くなったり、特にアメリカのようにハリケーンが多い国で1年経って復興出来てないという写真が載っていたけれどアメリカのように広くて毎年のように起こっている国では難しいと思う。2014/06/11

アポトキシン

25
図書館本。目から鱗の情報もあれば、既に知っている情報もあった。しかし、知っているからもういいやという問題ではなく、今の地球が置かれている現状を考えると、再確認する意義は十分にあったと思う。また、昨今の鳥インフルエンザや新型コロナウイルスの問題も、世界的な気温の上昇と関係があるのだろうと、この本を読んで学んだ。私も個人レベルでしかないが、マイボトルを持参したり、余計なものを買わないこと、近場は徒歩か自転車で移動するなど、出来ることから続けていきたいと思った。2024/01/24

としP

22
著者の自国、アメリカの愚かさに焦点が当たってるような本著作。京都議定書に批准しないアメリカ。カリフォルニア州が厳しい燃費基準を設定し始めたとき、同州を相手取って訴訟を起こすアメリカ自動車メーカー。 2017/11/14

たかしくん。

22
オリジナル版の出版当初は、アルゴアの政治に利用されたもの、とまで言われ、賛否両論だったようで。何はともあれ、CO2を初め今の地球温暖化の根本の原因は人間にあることには間違いないことですし、その事実は謙虚に認め、かつ、目をそむけてはいけません。それとは別に、不謹慎ながら「夜の地球の衛生画像」で、北朝鮮が日本,韓国,中国と対象的に真っ暗になっているのも如何なものか、と思ってしまうのですが。2014/06/22

mura_海竜

17
図書館の月一回のリサイクル本。寄贈本のようで貸出し分類番号も貼り付けてなく、非常にきれい。内容は地球温暖化がもたらす、世界の異常気象・現象などを紹介。世界的には人口は増え続けるため二酸化炭素の量は増大していく方向。アメリカ(著者の自国)への警鈴が主。写真が多く、ビジュアルにまとめられている。2007年出版。ECO入門編なので中学生以上にオススメ。小学生以下は漢字に読み仮名がないのとグラフがあるため少し難しい。映画のthe day after tomorrowもテレビでやっていて再視聴。2013/02/26

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