感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
keroppi
66
未完の手塚作品。ベートーヴェンが題材だが、ルードヴィヒという名だけの理由で敵視するフランツと並行に描かれる。そのことによって、宿命と憎悪と愛がより深く表現されていく。しかも、歴史のうねりも描き込まれていく。ベートーヴェンの音楽の魅力も画面いっぱいにあふれている。彼の耳が聞こえなくなる苦しみもさらにこれから描かれることだったのだろう。フランツとの人生の交錯による波乱のドラマもこれから描かれることだったのだろう。それが読めないのが実に悲しい。2025/01/14
gtn
23
ルードウィヒという名の孔雀が耳元で鳴いたために早産し、死に至った母。その恨みを孔雀と同じ名を持つ者に向け、ベートーベンの左耳を殴打する一青年。それがために、ベートーベンの耳は…という設定にはいささか無理があるが、ストーリーの魅力はそれを上回る。未完。それも著者の死が理由。惜しい。2023/10/06
aoi
5
気になることがたくさんあって、最後の「未完」の二文字が恨めしくなります。やはり、音楽を絵で表現する描写が凄まじい。特にバッハのインベンション。文章での説明も的確。読者にわかりやすく、興味を引くものを最小限にまとめられていて、絵の描写を引き立てる。2015/11/17
おぎゃ
2
まさか未完だとは!! 2023/08/22
sakase
2
手塚治虫の絶筆! ベートーヴェンの半生。 未完。ピアノ・ソナタ「熱情」で幕。2017/01/09
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