感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おおた
13
大島先生の中でも最も大好きな一冊。猫と暮らす前にこの本を読んでいたから抵抗がなかったところが多々ある。くわえて「ダイエット」の再生、映画化されてもこわくて見られない「毎日が夏休み」のアイデアと解放については、どこまでいっても青い空しかないような、理想の世界が描かれる。晩年の花子さん(象)を見た記憶は、セーラー服を着た大きなおばあさんの姿で上書きされた。2018/03/31
まみ
3
猫だけでなく象やカラスやノミまで擬人化され、ノミにはミシェールやポーレットなどという素敵な世界がついているこの世界はいったいどこなんだろう。黒くて長いストローで優雅に血を吸う蚊(もちろん擬人化されている)が素敵。死ぬ時に念を残す、というのはその通りだと思った。2009/08/16
青縁眼鏡
2
表題作「ダイエット」は読んでいて苦しくなった。2018/06/29
mym
1
あまりにも素晴らしくてしばらくぼーっとなってしまった。2018/11/04
のえみ
1
シンプルな絵、とぼけたユーモアのなかで、油断していたら、ピリッと人生の痛みを投げつけられる。独身女性の幸福な生き方の示唆もしてくれる。とても楽しく読みました。猫飼いたい。2016/02/06