最新家畜臨床繁殖学

最新家畜臨床繁殖学

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  • サイズ B5判/ページ数 322p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784254460209
  • NDC分類 643.2
  • Cコード C3061

出版社内容情報

実績ある教科書の最新版。〔内容〕生殖器の構造・機能,生殖子/生殖機能のホルモン支配/性成熟と性周期/各家畜の発情周期/人工授精/繁殖の人為的支配/胚移植/受精・着床・妊娠・分娩/繁殖障害/妊娠期の異常/難産/分娩後の異常

【目次】
1. 生殖器の構造・機能および生殖子
 1.1 生殖器の発生と分化
 1.2 雄性生殖器
 1.3 精子および精液
 1.4 雌性生殖器
 1.5 卵子
2. 生殖機能のホルモン支配
 2.1 視床下部ホルモン
 2.2 下垂体ホルモン
 2.3 性腺ホルモン
 2.4 子宮および胎盤ホルモン
 2.5 メラトニン
 2.6 ホルモンの測定法
3. 性成熟と発情周期
 3.1 性成熟
 3.2 生殖周期
 3.3 発情周期とホルモン
 3.4 発情周期に伴う生殖器の変化
 3.5 性行動
 3.6 交配適期
 3.7 老化と繁殖機能
4. 各家畜の発情周期
 4.1 牛の発情周期
 4.2 馬の発情周期
 4.3 めん羊, 山羊の発情周期
 4.4 豚の発情周期
 4.5 犬の発情周期
 4.6 猫の発情周期
5. 人工授精
 5.1 人工授精の歴史
 5.2 人工授精の利害得失
 5.3 精液の採取
 5.4 精液および精子の検査
 5.5 精液の希釈
 5.6 精液の保存
 5.7 精液の注入(授精)
6. 家畜繁殖の人為的支配
 6.1 季節外繁殖
 6.2 発情同期化または発情周期同調
 6.3 分娩誘起
7. 胚の移植
 7.1 胚移植の意義
 7.2 牛における胚移植の手順
 7.3 豚およびその他の家畜の胚移植
 7.4 牛における体外受精と胚移植
 7.5 豚における体外受精と胚移植
 7.6 胚の特殊操作
 7.7 胚の顕微操作および関連技術
8. 受精, 着床, 妊娠および分娩
 8.1 受精
 8.2 着床
 8.3 胎子および受胎産物
 8.4 妊娠の生理
 8.5 早期妊娠診断
 8.6 分娩
9. 繁殖障害
 9.1 繁殖障害総論
 9.2 雄畜の繁殖障害
 9.3 雌畜の繁殖障害
10. 妊娠期における異常
 10.1 流産
 10.2 母体における異常
 10.3 胎子における異常
11. 難産
 11.1 難産の型と処置
 11.2 産科用器械器具
 11.3 産科手術
12. 分娩後の異常
 12.1 産道の損傷
 12.2 子宮脱
 12.3 胎盤停滞(後産停滞)
 12.4 産褥麻痺(乳熱)
 12.5 産後起立不能症, ダウナー牛症候群
 12.6 産後急癇(産褥性強直症)
 12.7 産褥性創傷感染
13. 参考図書
14. 索  引

【監修者】
山 内   亮
【著者】
小 笠   晃, 河 上 栄 一
金 田 義 宏, 大 地 隆 温
筒 井 敏 彦, 百目鬼 郁 男
中 原 達 夫
 

内容説明

最近の家畜繁殖学に関する研究、技術の進歩は目ざましいものがあり、関連基礎学問分野の進歩と相まって新たな繁殖技術が開発された。繁殖機能の人為的支配とくに胚移植に関する胚の操作にバイオテクノロジーがとり入れられるようになったこと、繁殖機能を支配する内分泌系に神経系および免疫系の関与も重要であることや、ホルモンの作用機構に従来のエンドクリン作用の他に隣接した細胞を標的とするパラクリン作用、自らの産生細胞を標的とするオートクリン作用もあることが明らかになり、ホルモンの微量測定法の進歩と相まってホルモンの家畜繁殖への応用範囲が拡大したこと。本書では、これらの理由から旧著を改訂、増補することとした。

目次

1 生殖器の構造・機能および生殖子
2 生殖機能のホルモン支配
3 性成熟と発情周期
4 各家畜の発情周期
5 人工授精
6 家畜繁殖の人為的支配
7 胚の移植
8 受精、着床、妊娠および分娩
9 繁殖障害
10 妊娠期における異常
11 難産
12 分娩後の異常