出版社内容情報
難解な学問とみられている量子力学の世界。実はその仕組みを知れば身近に感じられることを前提に,真髄・哲学を明らかにする書。〔内容〕序論:さまざまな世界/古典物理学から物理学へ/量子論の核心/量子論の思想/量子力学と先端技術
【目次】
1. 序論―さまざまな世界
1.1 量子論・量子力学をなぜ学ぶのか
1.2 五感による認識と「常識」
1.3 マクロ世界とミクロ世界
チョット休憩 空海
1.4 演習問題
2. 古典物理学から量子物理学へ
2.1 古典物理学
チョット休憩 アインシュタイン
2.2 量子物理学のあけぼの
2.3 原子スペクトルとボーアの原子モデル
2.4 電子の波動性と存在状態
2.5 場の量子論
チョット休憩 プランクとド・ブロイ
2.6 演習問題
3. 量子論の核心
3.1 粒子と波動の二重性
3.2 不確定性原理
3.3 パラドックス
3.4 パラドックスの検証
チョット休憩 シュレーディンガーとハイゼンベルク
3.5 演習問題
4. 量子論の思想
4.1 自然観革命
4.2 多世界解釈
4.3 量子論と東洋思想
チョット休憩 ボーア
4.4 演習問題
5. むすび-量子力学と先端技術
6. 演習問題の解答
7. 参考図書
8. 索 引
内容説明
本書は「量子論」という自然観、思想に親しんでもらうための本である。本書では「量子論」という思想を説明するとき、言葉で説明するより数式で説明した方が簡潔で、わかりやすいと思われる場合にのみ多少の数式を使う。しかし、仮に、そのような数式が理解できなくても、「量子論」という「自然観」、「思想」を理解するのに支障はない。したがって、本書を読むに当たって、特別な数学の知識は必要としない。また、記憶しなければならないような事項はない。必要なのは、自分自身の頭でよく考えることである。
目次
1 序論―さまざまな世界
2 古典物理学から量子物理学へ
3 量子論の核心
4 量子論の思想
5 むすび―量子力学と先端技術
感想・レビュー
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ピエール
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