感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
zero1
43
患者たちの事情が興味深い。「山猫少年」は小頭症の少年を救えるか。報酬は【山わけ】しないと🤣。「信号」は「ジョニーは…」を思い出した。「侵略者」は母や医師を疑う少年。結末は?「白いライオン」はレオ登場?「デベソの達」は少年と恐竜。「鬼子母神の息子」は狂言誘拐とBJの活躍。「二人目がいた」は過去の復讐。「密室の少年」は重症の少年とPK。敗北したBJ?「その子を殺すな!」は心霊手術のアドラ登場。「クマ」はマタギの兄を持つ夏江。「霊のいる風景」は降霊術とオペ。「帰ってきたあいつ」は不良が病から逆の立場に。2024/04/18
リッツ
28
人間のエゴや愚かさに憤る話が多かった。1話目の『山猫少年』は親子(家族)の愛の強さにジワッ、オチまで良かった。2024/05/13
あむ
19
復讐からは何も生まれない。しかし彼は復讐を糧にして生きてきた。ジンベエを生の糧にしてきたお兄さん然り、生き甲斐がないと人生やってけない。2014/03/07
海恵 ふきる
16
『信号』のメタ展開が好き笑 『二人目がいた』では先生の人間らしい部分が痛いほど伝わる。『その子を殺すな!』は考えさせられる。偽善が何よりも残酷なのだ。「医者はな ときには患者のためなら 悪魔にもなることがあるんだぜ!」『クマ』は切な過ぎる。先生が「ナッちゃん」と女の子の名前を呼ぶ衝撃。ほんとうのことは、とても言えない。『笑い上戸』がとても好き。ゲラと出会う前の先生、めちゃくちゃ尖ってたんだな。でもこうしてみると、先生は幼なじみの女の子を亡くし、かけがえのない友達も亡くしているんだなあ。悲惨だ。2019/08/29
gtn
15
「笑い上戸」の章。楽観主義は、憎しみの命さえも変える。だから、楽観主義は慈悲とも言える。その「人を赦す」という精神を他者に向けた時、その人は命がけで守ってくれる。2023/08/13