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内容説明
旅をともにするのは三人―黒装束に異形の大刀を携えた真那、安らかな死を売って商いとする白衣の優男・泰冥、そして鬼が運んでいた巨大な木の実に封じられていた少女あけび。鬼…そう現世とは無数の鬼たちが跋扈し、人を餌食として喰らう場所であったのだ。その鬼を倒せる唯一の存在が“鬼童”。人の心を保ちながら、人ならぬ力を得、鬼を滅するもの。黒装束の真那、彼こそが地上に残された最後の鬼童であった。もつれた世界の理を描くジャパネスク・ダークファンタジー、書き下ろしで堂々の開幕。
著者等紹介
一条理希[イチジョウリキ]
1994年「パラノイア」で、第3回集英社ファンタジーロマン大賞佳作入選。同年同作でデビュー。著書に、「サイケデリック・レスキュー」シリーズ、「H.O.P.E.」シリーズ、「ネットワーク・フォックス・ハンティング」などがある。新潟県在住
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