内容説明
やつらを中学生と思ってはいけません。大人より狡猾で邪悪です。生徒たちをこんな風に変質させたのはオメガのせいです。あいつは悪魔です!中山ひとみが教師を務める朝日中学は、崩壊寸前だった。オメガを名乗る正体不明の存在が、生徒達だけではなく教師達をも恐怖のどん底に陥れていた。そんな学校に“悪魔教師”こと菊地英治が特命教師として派遣された。大人気、書下し長篇それからの『ぼくらシリーズ』。
著者等紹介
宗田理[ソウダオサム]
1928年、東京都生まれ
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハチ?
2
難しくて切なかった。昔の「ぼくら」メンバーがわいわい悪巧みを働くのが楽しかった。英治とひとみの関係は良いな。2015/01/04
のんねこ
1
今回は、たくさんの仲間が出てきて良かった!ひとみがこの本の中では主人公だったかな?柿沼が、まだ大学生だったとは・・・2017/06/11
道錬
1
深刻さと不思議さといつもの鉄板が組み合わさった、不思議な作品。最後はちょっと推進力不足を感じた。2016/06/05
MK56
1
ぼくらシリーズを読んで大人になった。英治たちも大人になった。彼らは未だに子供の頃のようないたずら心を忘れていない。私もそういう部分を忘れたくないな、と読み返す度に思う。2014/07/10
あゆか
1
「ぼくらのラストサマー」の時のように現実離れした見えない敵との戦いだった。ただ、ラストサマーの時と同じく最後はどのように解決したかがわかりにくく、すっきりしない終わり方だった。2013/05/18