出版社内容情報
山本、古賀、豊田、小沢と、大平洋戦争を戦った四代司令長官の作戦を元軍令部参謀が分析し、作戦研究あって戦争研究なき帝国海軍の組織的欠陥を衝いた問題の書
感想・レビュー
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だちょう
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日本海軍で軍令部副官・情報士官を務めた筆者による太平洋戦争総括。実際の海軍経験者だけあって、一人ひとりの人間を魅力的に描いている。旧日本軍の何度も指摘されている欠点である、戦争集結の具体的な目処を全く立てていなかった開戦、「作戦」的な発想ばかりで「戦争」の視点がなかったこと、硬直した人事、失敗から学ばなかったことなど、がよくわかる本になっている。2014/06/18
