出版社内容情報
四千メートルの海底に眠る伝説の豪華客船を現代の最先端技術を駆使してつきとめるまでを、若き海洋学者が豊富な写真を付して語る
内容説明
1912年、処女航海中の豪華客船タイタニック号は氷山に激突、厳寒の大西洋に沈んだ。そして1985年、海面下4000メートル、著者ロバート・D・バラードの探査艇のモニターに、この悲劇の船は再び姿を現わした。水深4000メートルに潜むタイタニック号の甲板に、最新技術の粋を集めた潜水艇がおりたち、合計11回に及ぶ海底探査が、タイタニック号の運命の一夜を、あますところなく再現する。あの晩、タイタニック号に何が起こったのか?伝説の船をとりまく謎が、今、解かれようとしている。発見・探険の全記録。
目次
第1章 伝説を求めて
第2章 その夜、何が起こったか
第3章 探検の開始
第4章 側面からの観察
第5章 ジェイソンとアルゴ
第6章 発見
第7章 タイタニック号を探検する
第8章 タイタニック号を再訪する
第9章 永遠の安息地
第10章 タイタニック号再考
タイタニック号の今と昔
残骸区域の目録
タイタニック号年表