アシモフ自伝 〈1-下〉 - 思い出はなおも若く 1920-1954

アシモフ自伝 〈1-下〉 - 思い出はなおも若く 1920-1954

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  • サイズ B6判/ページ数 464p
  • 商品コード 9784152032409
  • NDC分類 930.29
  • Cコード C0023

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

がんもどき

2
自伝Ⅰ下巻。アシモフが作家としての地歩を固め、結婚から教授職を得て、大学から徐々に作家の道に入っていくところが描かれている。1950年代の年収1万ドルって今でいえばどのくらいなのだろう?自伝Ⅱがあるのだが図書館になかったのでとりあえずここで一区切り。ここから作家として活躍する様子が面白そうなのに、残念。2021/12/25

ギンナイ

2
下巻はフィラデルフィア海軍工廠から大学を辞めるかどうか悩むまでの話。79年に書いて結果がわかっているからといってニヤニヤしながら書いそうなのはさすがアシモフ。正直、うざい。「宇宙の小石」のオチがあれほどひどかったのはそういったわけなのかとか、見たこともない話が、あの有名な短編になるなんて各作品の誕生秘話として、充分面白い。またアシモフの奇行が・・・さすがにやりすぎだろう(事細かに日記を書いているのも相当だけど。)。作者の人生のオチを知っているともの悲しくなる場面も散見されるが、ま仕方がない。2014/01/03

印度 洋一郎

1
下巻は1942年~1953年頃まで。海軍に徴兵されたアシモフは、あのビキニ環礁の核実験「クロスロード作戦」に参加する予定が、現地入りする寸前に退役運動が功を奏して、本土に帰還。文筆活動はロボットシリーズと傑作「ファウンデーション」シリーズが軌道に乗り、編集者から求められるままに書くが、本人は「自分はこの二つだけの作家なのか」と創作上の葛藤を抱えていたそう。退役後はコロンビア大にいながら就活に励み、何とかボストンの大学で化学の講師の職を得る。この頃になると、文筆の収入の方が多いが専業になるのは迷いもあった。2024/07/13

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