内容説明
役をもらった!演出家をしている昔の演劇仲間に頼まれ、急死した役者の代役を務めることになったのだ。かつて演劇に命を賭けていたわたしは、即座に現地に赴いた。が、初日直前、偏屈な舞台監督が他殺体となって発見された。しかも警察は、よそ者のわたしに疑いの目を向ける。なんとしても犯人を見つけだすため、わたしは劇団内の人間関係を探るが…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
菱沼
1
再読。重い要素もありつつ、面白いところは面白い。エラリィ・クイーンの『ローマ帽子の謎』では、先祖に黒人がいることをひた隠しにしている俳優が犯人だった。時代とともに犯人の背景も変わる。松本清張の『砂の器』にしても、らい病を「業病」として、刑事すら「それなら仕方ない」なんて言ってしまうのだから。作者パーネル・ホールがちょっとだけ出演している、アーノルド・シュワルツェネッガーの「SF超人ヘラクレス」は、VHSでうちにある。これについては『陪審員はつらい』に書いた方がよかったかも。2024/08/25
tai65
1
星4つ2018/12/18
亜雅桜
0
【再読】2017/12/10
カン
0
ダメな訳でもなく、かといって大活躍するわけでもなく。なんとなく、内輪ネタっぽくてイマイチ。2015/12/02
ヨリ
0
代役を頼まれたスタンリー!プロンプは実際難しいのだよ!(といつもやってる私は力説!)偏見っていろいろあるのだろうなあ。2006/01/01
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- 和書
- 作家小説 幻冬舎文庫