ハヤカワ文庫<br> 戦艦ビスマルクの最期

ハヤカワ文庫
戦艦ビスマルクの最期

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  • サイズ 文庫判/ページ数 448p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150500825
  • NDC分類 936

感想・レビュー

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harass

14
ドイツ海軍の戦艦ビスマルクの最期の八日間を追ったノンフィクション。 英国海軍の有名な戦艦フッドはビスマルクに六分間の砲撃戦で撃沈される。報復として英国海軍は大艦隊を組織し執念のビスマルク追跡を開始、成功させる。 度重なる幸運と不運と錯誤の繰り返しの経過が息詰まる緊迫感を伝えてくる。 戦争、特に海の恐怖というものが戦争の悲壮感を高める。国家レベルの予算がかかった船と選抜されて熟練した兵隊がボロボロと海の藻屑に消えるのはなんともやるせない。 本が古いので訳の言い回しが古臭くてある意味おもしろかった。2011/07/08

greenman

0
第二次世界大戦中のイギリス海軍とドイツ海軍の死闘といえる戦艦ビスマルクとの戦いは最終的にはイギリス側に軍配が上がったが、その損害ははっきりといってドイツ側よりも大きかった。特に世界一美しい戦艦といわれた巡洋戦艦フッドがたった2、3撃で轟沈してしてしまったのは戦艦ビスマルクと同じくらいの損害といえるだろう。それほどの損害を払いつつも結局勝利をつかんだのはあらゆる手を使ったイギリス海軍で、戦略的にも勝利したのはイギリス海軍だった。ただもし占領したフランス領へ戦艦ビスマルクが到達していたならどうなっただろう。2011/06/20

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