NHKライブラリー<br> 私の日本音楽史―異文化との出会い

NHKライブラリー
私の日本音楽史―異文化との出会い

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  • サイズ B40判/ページ数 374p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784140841013
  • NDC分類 762.1
  • Cコード C1373

内容説明

音楽は、単純に音楽として存在しているのではなく、もっと広い社会、民族、国家の中での大きな渦巻きと関係をもったものであり、深い洞察をもって歴史の中でとらえられるべきだ。この本では、日本の音楽の渦が、歴史の中で、どんな姿をしながら、どんな風に動いてきたのか、そして将来どんな風に動いていくのかを、わかりやすく、自身の体験をも加味しながら考察している。

目次

最初の音楽伝来
南蛮音楽の渡来
日本音楽の展開
ペリーと軍楽隊
五つの「君が代」
唱歌の誕生
全国広がる唱歌
器楽の発展と「軍楽隊」
「日本語」と音楽―山田耕筰の確立した技法
音楽産業の台頭
オペラとオーケストラ
戦時下の音楽
現代日本の音楽と私

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

へくとぱすかる

37
著者は「パイプのけむり」というエッセイで有名。形に残らない音楽ゆえに、3分の2は明治以後の洋楽とのかかわりに当てられている。山田耕筰をはじめ、近代日本の音楽と関わった著者の証言は貴重だ。ヘッドホンステレオの普及をみて、音楽の個別化が極端まで進んで行くだろうとの予想は、19年後の今、まさに現実化している。音楽の現場を知る作曲家としての的確な予想である。2018/03/25

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