出版社内容情報
空、地上、海。それぞれの場所で生き続ける「彼ら」が「スカイ・クロラ」の世界を語る――大人気シリーズ、最初で最後の短編集!
内容説明
空で、海で、地上で…「彼ら」は「スカイ・クロラ」の世界で生き続ける―森博嗣による大人気シリーズ、最初で最後の短編集。物語の謎を解く鍵が、ここにある。
著者等紹介
森博嗣[モリヒロシ]
作家、工学博士。1957年12月7日愛知県生まれ。某国立大学工学部建築学科助教授のかたわら、1996年に『すべてがFになる』(講談社刊)で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。以後、続々と作品を発表し、人気を博している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Dai(ダイ)
19
最初で最後の短編集。物語の謎を解く鍵が、ここにある。どこに?あったの?きっと見落としたのだろう。どちらでもよいことだ。どうせ明日にはすべて忘れてるのだから。とダイは思い本を閉じた。さて熱いコーヒーでも飲むとするか。2016/04/10
fengui
5
語り手も話によってバラバラ、時系列もバラバラの「その時」を切り取った短編集。 ああ、これで終わりなんだ…と感慨に浸りながら読みました。 世界観はそのままに。2013/11/21
cozicozy
5
『スカイ・クロラ』の映画の世界観が頭に広がっています。その為なのか?別なアナザーストーリー的な印象を受けました。小説とアニメは、別な作品として楽しんだほうが2倍の楽しみになると感じました。独特の文体、戦闘機の空をダンスする表現、リズミカルで、他の作家さんには感じたことのない感覚を覚えました。2010/07/28
蕭白
4
本編読了後しばらく時間が空いてしまったので、人間関係などよくわからないまま、字面を目で追ってしまっただけになりました。本編を再読する時間と元気はないので、しばらく封印となりそうです。本編の雰囲気は好きだったので、ちょっともったいなかったです。2013/10/21
部長
3
これで、スカイ・クロラシリーズは終わり。よく考えたら、キルドレって、何人ぐらいいるんだ?毎年、何十人も死んでるんだろうけど、まだ生きてるとか、多すぎだろ。2015/12/10