出版社内容情報
絶対国防圏のマリアナ諸島に米艦隊が侵攻!! 空母「武蔵」擁する第一機動艦隊が急行するが――!?
内容説明
新鋭空母「武蔵」の奮闘により日本軍はマーシャルに来寇した米軍を撃退。GF司令部は戦力の消耗を避けるべく全兵力をマリアナに引き上げ、絶対国防圏として死守する決断を下す。だが、米海軍は戦艦9隻、空母15隻、艦上機1100機という史上空前の大部隊で攻め寄せる!!間断なく続く波状攻撃に次第に圧倒されていく日本軍。マリアナ陥落は本土爆撃に直結する。「大和」以下第一機動艦隊は必死の防戦に―。
著者等紹介
横山信義[ヨコヤマノブヨシ]
1958年生まれ。長野県出身。東京工業大学卒。本田技術研究所勤務の傍ら『鋼鉄のレヴァイアサン』で作家活動を開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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かくれんぼ
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マーシャルを放棄してマリアナ諸島に戦場を移したけど、相変わらずジリ貧。史実と違うのは善戦しているだけ。物量とそれを支える兵站さえあればどんな戦争も勝てるよね。2013/06/01
ニミッツクラス
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海の牙城の2作目で「遠き曙光」から通算6作目。表紙絵、良いねぇ・・左舷に艦橋があるのは赤城と飛龍のみで、今回は赤城。後方で奮戦しているのは防空巡洋艦古鷹か。前巻までにマーシャルを国防圏から外した日本だが、マリアナを死守するには中間にあるトラックの扱いに窮する。いや、さらにはマリアナのグアムでさえもいささか重荷に。艦戦F6Fに対抗する烈風、それに対抗する米コルセア、さらに配備できるのか18試局戦。大和とパナマ運河の通行を断念してまで新造した大型戦艦モンタナの一騎打ち、そして日本空母群の運命は・。★★★★☆☆2012/02/28