内容説明
深い憎悪に彩られた悲しみの車。人生の「影の部分」に人間洞察の光をあてた連作推理。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あろは祭り
11
阿刀田高さん編集の、松本清張の短編連作集。テレビドラマでおなじみの「潜在光景」「鉢植を買う女」等8話を収録。雑誌初出の配列に手を加え、既刊の単行本にはない「突風」が加わっているところがレア。何気ない日常に潜む男と女の情念を描く。なんともコワけどワイド―ショー的な面白さ~、じゅんじゅわ~♪2016/09/25
zatugei
1
加藤剛と岩下志摩の映画がおもしろかったので、読んだ。映画のほうがよくできている。脚本橋本忍と監督野村芳太郎の力量を再確認した。2019/08/28
kushio
1
潜在光景 典雅な姉弟・・・時代でしょうか。 万葉翡翠・・・魔が差した。 鉢植を買う女・・・こういう事件今でもあるな。 薄化粧の男・・・馬鹿な男。 確証 田舎医師2017/05/31