内容説明
戦国の世に終止符を打ち、長期にわたる安定政権を樹立した徳川幕府。天皇が与える官職である将軍職とは、武家政権の確立にいかなる役割を果たしていたのか。朝廷と、徳川本宗家をとりまく御三家・家門・連枝など徳川一門との関係から、草創期の徳川政権を描く。徳川家一門の構造と江戸時代の朝幕関係を深く知る好著。
目次
1 幕府と朝廷(徳川家康の将軍宣下;家康、秀忠へ将軍職を譲る;家康・秀忠時代の朝幕関係;家光における上洛と日光社参;家綱の将軍宣下と朝廷 ほか)
2 徳川宗家と三家・家門(徳川御三家の成立;一門の雄、越前松平家;徳川秀忠の娘たち;水戸光圀の家督相続;将軍・幕閣をまきこんだ越後騒動)
著者等紹介
山本博文[ヤマモトヒロフミ]
1957年、岡山県津山市に生まれる。東京大学文学部国史学科卒業。82年、同大大学院人文科学研究科修士課程修了。現在、東京大学史料編纂所教授。文学博士。92年、『江戸お留守居役の日記』により第四〇回日本エッセイスト・クラブ賞受賞
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