中公文庫コミック版 ７つの黄金郷（エルドラド） 〈２〉

山本鈴美香

中央公論新社（2003/02発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 187p／高さ 16cm
• 商品コード 9784122041349
• NDC分類 726.1
• Cコード C1179

出版社内容情報

旧教国によって幽閉されている母ビクトリアの居所をつかんだオリビエたちは、アーサーの軍師マリオットの戦略で、救出に向けて華麗な罠をしかける。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ロサ🌹ロサ]

ン十年ぶりの再読。アーサーはオーリを男かもと思っているし、ロレンツォがオーリを「(アンジェロ推察するところの)少年として愛した」意味がさっぱりわからなかった少女時代ですよ。読解力には知識が要るね。性の多様性などない時代だし同性愛は辞書に「変態性愛」と書いてあった。海外では法的に犯罪に当たるところも多かった。歴史物はそういう情報を踏まえていないと深いところまでは読み取れないんだなぁ。後半登場のレッドフォード候爵夫人に釘付け(笑)ベルばらより歴史背景が古いのでドレスも違う。そんなことも知らなかったが。

2021/08/24

[さつきばれ]

ロレンツォさまは恋しちゃったのね。ロレンツォさまのお付きのアンジェロくん、いいキャラだな。 「チャンスの精には前髪しかない。だから出会ったらすぐ前髪をつかまえないと」っていう発想が面白いな。実際にこういう言い回しがあるのかな。 双子の天使が素直におばばに尊敬の眼差しを向けているのが可愛らしかった。ちゃんと頭の上にはゴエモンとシナモン♪ 軍師も登場して、しっかりファンタジーしてるのもすごい。 面白かったな～。次巻以降も早く買わねば♪

2021/12/03

[夕凪＠ﾊﾞﾆｰは変えませんｗ]

【再読】

2013/06/14